グッドライダーズミーティング(晴海)

2005年4月19日(土)

どひゃー!2年ぶりのGRMです!
もう全くの初心者状態です。

しかも今回は初めて都内GRMに参加しました。
道に迷いながら1時間半。とんでもなく広い敷地に到着。

到着するやスーッとCBが近づき「どうも!お待ちしていました!」とk.spencerさん。
事前にMLでk.spencerが指導員をされると聞いていたので「よろしくお願いします」メールをMLしていたのでした。

受講者は総勢で40名程。千葉GRMの満員状態からすると少ないのかな?(でも2年前の話だから最近は判りません)
指導員さんは10名ほどおられて、こりゃマンツーマン指導が受けられるわい!と喜びます。
しかし何といっても久しぶりのGRM、直前になってクラスを「初級者」から「初心者」に変えてしまいました!
初心者クラスは10名。
まぁ、クラスが違ってもやる事は変わらないし・・・。

しっかし今日のk.spencerさんは眩しかったです・・・。
ブレーキ・バランス・コーナリングの3セクションに別れて、各セクションに指導員さんが3〜4名ついて指導して頂いたのですが、k.spencerさんがバランスセクションの指導リーダーだったんですもの。
余りに眩しすぎて気軽に声が掛けられませんでしたよ。
(やっぱすごい人なんだなぁ・・・)

体操、ネンオシャ・・(久しぶり!)、自己責任許諾につづいて、いよいよコースイン!

一発目はブレーキから。
直線距離100mの楕円を2箇所のブレーキ練習でクルクル回ります。
1箇所が30km/hからの両制動、もう一箇所が40km/hの両制動からスタート。
肩の力が入っているとの指摘でニーグリップを早くも忘れている事に気がつきます。

次に1箇所が30km/hからの前輪制動、もう一箇所が50km/hの両制動。
さらに肩に力が入ってしまっている。
女性白バイ隊「クイーンスターズ」のお姉様(!?)に「腹筋が足りない!」と指摘されます。
だって50km/hからの制動は怖いっす!

次に2箇所の間に20km/hからの前輪ロック。
一回目、怖くて失敗。
二回目、「一瞬!一瞬!」と自分に言い聞かせ、キャッ!とロックに成功!
三回目以降はちょっと大胆に成功です!

これを体験してから50km/hからの制動が見事に決まり始めました。
肩の力が抜けてきたんですよ。
不思議ですねぇ!

ブレーキセクションが終わって5分の休憩(ホント!GRMの休憩って短いっすよね!)後、次にバランスセクションに移動します。

なんだ?こりゃ?
背の高いポールが車両分の隙間だけ開けてうねってる・・・ムリ!
ああ、パイスラだ・・しかもとっても間隔が短いような・・ムリ!
んで、どっひゃーってな千鳥・・・・・・・・・・・・絶対ムリ!

k.spencerさんの解説で始まります。
パイスラのアクセルタイミングと千鳥のコース取りを絵に描いて説明してくれました。
「ドッカと座らない。お尻を3mm上げて!」
わっ!これ○練で教えてもらった「瞬時にモモが笑う恐怖のライディング」だぁ!

「じゃぁ始めましょう」
背の高いポールが目の前にある。
どうやって走るの?・・ってか、どうやって進入するのよ・・・。
どう見たってハンドルバーぎりぎりじゃん?・・もういい、いっちゃる!

半クラで恐る恐る入ると以外にもハンドルバーの両端15cmは開いています。
しかしくねった途中で極端に狭くなっていて必然的に停止状態にさせられる訳。
これか!これを練習させたかったんだな?
「クラッチの1mmが重要」な訳を実感する。
なんとかクリア!

次、パイスラ。
やっぱりダメだ。どうしてもアクセルを開けるタイミングが判らない。
スピードが上手く乗らずに2速ではノッキングを起こしてしまうので、1速にしてみたらヤッパリ!
オン/オフでガックン!ガックン!
ニーグリップが甘く、加速で手が離れる乱暴さ。
パーシャルを心がけるも、そっちに注意を払っている間に次のパイロンを過ぎている・・・・。
苦手だなぁ・・・・何が苦手なのかも判らない・・・。

次、千鳥。
絶対イヤ!
小岩署講習で左右にコケてからビビるのなんのって・・・。
でもあの時と絶対的に違う処があるのです。
あの時は「クラッチを握らない?」が頭にあって、エンスト=>立ちゴケ!
なんだ!クラッチ握ってもいいんじゃん!
からは今日までクラッチから手が離れない限りは失敗はしていないのです。

千鳥は2箇所あって、1箇所はハンドルロックして90度旋回すれば回れる千鳥。
もう一箇所はロック状態で150度は戻らなければ回れない千鳥。

当然簡単な方を選びます・・・。
おっ!出来る。
久しぶりにハンドルロックを体験しましたが、まだ「ロックしっぱなし」が出来ません。
なんとかごまかしながら成功!

3周目。簡単な方が込んでる!
思わず難しい方に行ってしまった。
どひゃぁ!こりゃ成功するかコケるかどっちかだな!
ここでパイロンから出る直前で一瞬停止状態にしてハンドルを切ると安定したままスッ!と切れる事を発見!

スタート k.spencerさんが手を叩きながら「うまい!うまい!」と褒めてくれましたが「怖い!」と叫びながらも目線をずらす余裕もありません。
もう冷や汗でビッショリでした・・・。

ここでお昼休み。

もうすでにグッタリ状態です。
途中のコンビニで買ったおにぎりを頬張りながら疲労の眠気が襲います。
ポカポカ陽気でじっとしていると暑くすら感じました。

午後からは最後の課題、コーナリングです。
S字から鋭角コーナー、S字、Oの字2箇所、急発進・急制動の一周です。
これは気持ちいい!
もう攻めちゃいます。
S字でバンクの深さを思い出しました。
鋭角コーナーでフロントブレーキの掛け方を思い出しました。
Oの字で首の方向を思い出しました。
でもステップを摺る程、熱くはなりません。
冷静に!冷静に!

しかし数周でお終い。
えぇ〜!!もうお終い!?

「それでは今の楽しさから一転して恐怖を味わってみましょう!」
!?
「二人乗りで同じコースを走って下さい」

やだなぁ・・・・二人乗りなんてやった事ないし・・・。
先に後ろに乗せて走ります。
Oの字で小さく回りすぎてグラッ!足を付いてしまった!
後ろの人が「おわっ!」って叫んでた・・・ごめんなさい!

次に自分が後ろ。
ペケJに乗る。
加速が急で怖かったです。
でも本人は意識してなかったみたい。
これがライダーと同乗者の違いなんだな!
後ろはとても怖いです。
これからも絶対に乗りませんし、乗せません!

最後にコーススラローム。
初心者コースだけ別メニューでした。
しまった!こんな事なら初級にしておけばよかった!

しかしおそらくk.spencerさんが設定したであろう初心者コースは緩急がうまく調和していて、とても走りやすいコースでした。
大きなS字から4箇所のクイックターン、それぞれの立ち上がりに十分な加速帯が設けられていて、急減速を強いられ久しぶりに無心になりました。
そのままパイスラから大きなターン、1箇所のクイックターンで終了。
短かったですが、マジで走ると汗がジワッと滲みます。

要所要所で指導員さんが割り込んでくれて指導して下さるのですが、フッと見るとk.spencerさんが自分の後ろでニヤリ・・・・。
「えぇ〜!!」
と叫んでしまいます。
そりゃ一応は逃げてみますよ・・・・逃げられる訳がない事を知っていても・・・。

後ろからピッタリと張りつたk.spencerさんから
「もっともっと体を入れるともっと良いですよ!」と指導を頂きました。
でもk.spencerさんに張り付かれるのがプレッシャーで「後ろはやめて下さい!」と叫んでる自分が居ます・・・・。

ブレーキもコーナリングもそうでしたが、自分では思い切りやっていると思っていても、まだまだ力の抜き方やアクションが全然出来ていないんだという事を思い出しました。

もう汗ビッショリ!
終了後、指導員さんに「いい汗かいてますねぇ!」と言われた事が嬉しかったな。

帰宅と同時にドッと疲れが・・・。
晩酌のビールの美味しい事といったら何年ぶりでしょう!!

最後に。
受講生は終了と共に帰りましたが、あれだけ広い敷地の片付けは大変だと思います。
お疲れ様でした!>スタッフの皆様

今後も出来るだけ参加したいと思います。
またよろしくお願い致します!>k.spencerさん