2005’SUPER GT 第5戦 もてぎGT300kmレース観戦記
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A & S RACING(車番913) 左から周防選手・福山選手・山田選手・山下選手 こんなファンキーなチーム、一気にファンになっちまったゼィ!
2005年1月22日(土)
昨年までの「全日本GT選手権」がセパン(マレーシア)やオールスター(カリフォルニア)などでの開催を機に「スーパーGTシリーズ」と改名されて世界に飛び出した。
日本の車両製造メーカーが半ワークス体制で臨むのだから、もともと世界レベルではある訳で、今後の展開が楽しみだ。
尤も自分らには関係ない事で、要は「もてぎ」でGTカーを見られればそれで良い事なのだが・・・。
supergt.netのスケジュール発表を待って、ツインリンクのカレンダーに載った瞬間に、宿の予約に入る。
発表当日にツインリックホテルの予約を試みるも「当日は満室でございます」・・・・・なんでや?
当然の事ながらレース関係者には、ずっと前にカレンダーが見えている訳で、その関係者が押さえていては一般客が入る余地もない・・・そういうものなのか・・・・?
んで、周辺を探し始める・・・・・が、主だったホテルはすでに満室!
なんでや?
いったいどの位の人が事前に知っているのよ?
ってな訳で、今年もやっぱり慌てて探し回る。
電話掛けまくりで1時間、今年の宿は「ホテルレンガ」に決定。
素泊まりで5千円/人。(そろそろ定宿でもみつけとかな〜いかんな!)
肝心なチケットの発売は7月。
気の長い話だ。
こちらは、昨年の「1週間は慌てる必要なし」の教訓から、ゆったりと構える。
5月21日(土)
何気なく本屋に立ち寄ったら「スーパーGT公式ガイド(980円)」が売られていた。
熟読するのはすでに子供達の遊びの一環となっている。
7月2日(土)
はっ!と気が付いた。
7月じゃん!
やっぱり慌てて
もてぎのHPを開く。
あった。
昨年いろいろと研究した成果から、チケットを選ぶ時間はパス!
・VIPテラス(大人):13000円*2
・VIPテラス(子供):6500円*2
・パドックパス:5000円*4
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合計:59000円
もちろん、2日間の駐車代・ピットウォーク券、プログラム、決勝当日の昼食付きだ!
楽勝で取れました。
そろそろ、あの焼肉屋の予約でもしておくか!
9月2日(金)
8月中に焼肉屋の予約も終えて、後は天気に祈るばかり。
昨年同様、台風が次々に押し寄せるものの、今年は前線が頑張っていて、全部中国大陸方面へ通過!
昨日ツインリンクホテルから「キャンセル待ちが空いたがどうする?」と電話があった。
遅いっつ〜の!
独身貴族の節約旅行じゃないんだから、この時期に宿が確定していなかったら悲しいじゃん!
来年は絶対に取ってやる!
11月に予約を入れる事を忘れないようにしておこっと。
9月3日(土)晴れ
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朝もやのストレート
3時半起床。4時出発。
また「友部SAのレストランで朝食でも」と着いてみたらまだやってない・・・。
ちょっと早く着き過ぎたかも。(6時開店のようだ)
脇の簡単フーズコーナーみたいな処で(早朝から)豚丼を頼む。
ラーメンが意外に美味しいそうだ。(トラック運ちゃんの会話チェックチェック)
6時半到着。
もう10m程の列が出来ている。30人ほど居たようだ。
7時開門。
スタートダッシュ!
余裕でいい席ゲット!
気持ちのいい朝だ!
さて、タイムスケジュールは・・・と。
9月3日(土) |
7:00 | ゲートオープン |
7:30〜9:15 | 公開車検 |
9:00〜9:15 | HDX(ハンドドライブ・クロス第3戦)予選 |
9:30〜9:50 | MARCH(マーチカップ東日本シリーズ第4戦)予選 |
10:05〜11:05 | SUPER GT公式予選1回目 |
11:20〜11:40 | INTEGRA(ベルノエキサイティングカップ関東シリーズ第3戦)予選 |
11:50〜12:40 | PIT WALK |
13:10〜 | HDX(ハンドドライブ・クロス第3戦)決勝(5Laps) |
13:40〜14:00 | ALTEZZA(Netz Cup アルテッツァシリーズ第6戦)予選 |
14:15〜14:30 | GT300公式予選2回目 |
14:30〜14:45 | GT500公式予選2回目 |
14:50〜 | SUPER GTスーパーラップ |
16:20〜16:50 | KIDS PIT WALK |
9月4日(日) |
7:30 | ゲートオープン |
8:25〜8:55 | SUPER GTフリー走行 |
9:20〜 | MARCH(マーチカップ東日本シリーズ第4戦)決勝・10Laps |
10:20〜 | INTEGRA(ベルノエキサイティングカップ関東シリーズ第3戦)決勝 |
11:00〜11:40 | PIT WALK(チューニングカー・デモRUN) |
12:15〜 | ALTEZZA(Netz Cup アルテッツァシリーズ第6戦)決勝 |
14:00〜 | SUPER GT決勝・63Laps |
7時半より公開車検か。
よっしゃ!早々にパドックからピット前に向かいます。
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何が・・・
意外と空いている公開車検。
まぁ、予選日の早朝ってものあるけど、こりゃ堪能できます。
お勧めスポットですな。
一斉にタイヤを外し始め車検に備えます。
しかし、暇なのか?余裕なのか?
遊び心が満載で楽しそうな職場ですなぁ・・・。
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ステッカーまで全く同じだ・・・
何故車検の時間が1時間45分(7:30-9:15)もあるのか?
というと、端から1台ずつ検査していく訳けですが、車だけじゃないんだね!?
燃料タンクの高さやホースの長さなど、全ての備品を点検していましたよ。
これはビックリです!
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本当にちゃんと測ってるのかぁ?
でもよ〜く見ていると、とってもいい加減!!
だいたい・・・・でいいんでしょうなぁ・・・。
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持ってみたかった!
こんなに近くで見ることも無いから興味深深ですな。
透明な部分は確認用なのかな?
やっぱ綺麗な方が空気用なのかな?
・・・・などなど・・・。
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左側からの緊急脱出は初めて見ました
そんなマシン展覧会の中で人だかりを作っていたのが、
EBBRO M−TEC NSX(車番0)の黒澤選手とメカニック達。
ドライバーチェンジと緊急脱出時のスピードを公開計測していました。
メカニックの方がその解説をしなから実践してくれるものだから観衆は大喜び!
こうしたデモンストレーションをやってくれるチームは応援したくなりますよね!
一通り見た後でパドック裏に戻ってみると、こっちでも車検が続いていました。
おびただしい数のタイヤを1本1本点検しながら白のペンキを付けたハンコみたいなものでペタペタと押印してましたよ。
そのハンコの付いたタイヤを使わないとペナルティになるんだろうなぁ。
(しかしレース中にどうやって見分けるんだろう?)
競技委員の方々はそれはそれで大変ですわな!
5万人を越える観衆と入り乱れるチームの両方の安全と公正を監視する訳ですから。
そんな苦労を手付かずのお弁当が物語っています・・・。
さて、チョロQの予選が終わった処で(だからマーチだってば!<=昨年より)、10時5分からいよいよ公式予選の1回目です。
これはピットの上からメインストレート上を見た処。
今年もブンブン流し撮りいきまっせ!
これはパドックの反対側の上から2コーナー立ち上がりからのストレートを見た処。
やっぱ柵がじゃまだな!
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あ!亜久里だ!(さんと呼びなさい!さんと!)
各チームでははやくもラップタイムとにらめっこが始まっています。
監督はピット、オーナーはテント。
雇用の嵯峨ですな・・・・。
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新しいバスも気持ちいいし!
昨年行かなかった1コーナーと5コーナーに行って見ました。
5コーナーはバスでオーバルを走って行くので子供は大喜び!
たった数百メートルの走行ですが、ものすごいバンクですな!
あのバンクを歩かせるなんざぁ〜良いね!良いよ!>モテギ!
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第5コーナー全景
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当然の事ながら本人は必死な訳で・・・
恐らく実際に歩いてみると、かなりのバンクだと思うな。
ブレーキング勝負どころ。
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でもその尻ぬぐいはしなきゃならない訳で・・・・
さて、バスで戻って1コーナーに行きます。
しばらくここでハイスピードの突っ込みを見ていると、だんだん各車(各人)のクセが見えてきますなぁ〜。
カルソニックの突っ込みが最高に速いのに、タイム出てないし、やっぱ、ザナヴィニスモとエッソウルトラフロースープラはすごいわ!
カルソニックほど鋭く突っ込まないんだけど、チョンチョンとブレーキを当てながら速度を落とさないのよ。
だから立ち上がりの区間タイムは最高だわ。
上手いねぇ〜・・・・
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こんな子供達が安心して歩ける
今年は新たなイベントとして「キッズウォーク」なるものが登場。
中学生以下(及びその保護者)なら券が無くてもピットウォーク出来る催しです。
(なんか損した気分・・・)
だから昼休みのピットウォークはパス!
・・・・って言ってんのにやっぱり行くのね>子供達
今度は2回目の公式予選も終わり、そのキッズウォークから。
すごいよ!すごい!全くやってくれます!>主催者&チーム&モテギ!
女目当てに群がるバカ男どもを排除したこの企画!
スッキリとしたピットレーンには各チームのドライバーが一緒に写真を撮ってくれるサービスも!
是非続けて欲しいものです!
それでは表紙を飾ってくれた「A & S RACINGチーム」に続いて、子供達を相手にしてくれた選手の皆さんの紹介!(↓)
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皆さん疲れているだろうにファンサービスをありがとう!
また今年もマジックと色紙を買い忘れて望んだピットウォーク。
あの混雑じゃムリだよ!
の思いを見事に裏切ってくれたキッズウォークだから、慌てて色紙を買いに行きました。
しかし会場入り口のカルソニックブースの前に一枚の張り紙が。
・・・・なになに?
ドライバーのサイン会?
よっしゃぁ〜!
何しろ子供達は気合が入ってます。
カルソニックと言えば昨年特別にピットの中に入れてもらった事もあって応援しているチームの1つですから。
ちゃんと時間を調べて色紙を用意してスタンバイです。
あっ!
本当に出てきた!
井出選手だ!
<=・・・・です。
今年もガンバレ!
カルソニックチーム!
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これは宝物だわ!
さて・・・・っと・・・。
ん?
誰か忘れてませんかぁ〜??
・・・・なんっつって!!
去年も小さい体でもみくちゃにされながら&隣の人のマジックを借りながら、小さなカードにサインを貰って、大事に額縁に飾ってある、その人!と言えば!そう!この人。
やってくれましたよ!
脇坂寿一選手です!!
今期、そして今回も思うようにマシンのセッティングが出ず、イライラしているハズなのに、やっぱショービジネスに生きるプロフェッショナルですなぁ〜。
(おとーさんもちゃんと写真が撮れてホッとしてますよ)
さっそく引き伸ばしてパネルにするんだそうな。
んで、サービスサイズの写真は翌日学校に持って行って自慢したそうな。
(でも小学生で羨ましがる(程知っている)子供ってどの位いるのだろうか?)
さらに子供に対抗して(?)
おか〜さんのお目当ての「土屋圭市監督」とのtwoショットも!!!
(しかし本人の強い希望(!?)で画像掲載は不許可となりました・・・)
(後述:この2枚はパネルにしてリビングに飾りました)
こうして狂気乱舞の1日が終わり、サーキットを後に。
18時に例のおうぎ亭 へ。
「また来ましたぁ〜」って覚えている訳もないのだが、
「あの早くから予約してくれた方ですね」と思いも寄らぬ返事。
腹へってるのもあるけど、ホント!美味しいわ!
何だか年に1度の贅沢って感じ!
「これどうぞ」って2品ほどサービスもして貰っちゃったよ。
また来年も来まぁ〜す!
お腹一杯になった処で宿に向かう。
呼び鈴(呼びチャイム?)が子供達にウケるウケる・・・・。
明日は4時起床。4時半出発。
入浴後すぐに就寝となる。(ホント!寝るだけだよ・・・)
9月4日(日)晴れ
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まだ暗闇だよ・・・
4時起床。4時半出発。
昨年は6時ですでに車が一杯の状態で中まで入れなかった教訓を生かしたつもりだったが・・・さすがにまだ暗い・・・・しかしすでに2組が並んでいる・・・・。
7時半、開門!
ダァッシュ!!
完璧な作戦だ。
しかし昨日はしゃぎ過ぎたせいもあって決勝まで微動だにせず・・・・・。
チョロQの決勝(だからマーチだっつーの!)も終わって、配給(!?)のお弁当タイム。
11時からのピットウォーク時に「チューニングカー・デモラン」をやるとの事で観戦していると、1台のスープラがハデなスモークを上げながら発進!
そのまま1コーナーへドリフトで進入。
すげ〜!
んでビクトリーコーナーも全部ドリフト・・・・と思ったら・・・・・
メインストレートを左右にドリフトしながら抜けていったよ・・・・・・
なんだあれぇ〜!すげ〜!
でもあぶね〜なぁ〜大丈夫ぁなぁ〜D1の選手かなぁ〜・・・・
最後にメインストレートで8の字ドリフトかましてフニッシュ!
おいおい・・・・・
で、降車したドライバーを見たら・・・・織戸選手じゃん!
なぁ〜んだ・・・織戸選手じゃぁ・・・・最初から安心して見ていればよかったよ・・・・。
心配して損した。
しっかし、すげ〜な〜・・・。
車の荷重移動をコントロールさせたら、現役選手では日本一だろうな。
(もちろん1番はドリキンさぁ〜ね)
しっかし(しかしの連続だが)あと2時間で決勝というお仕事が待っているにも関わらず、余興でニコニコしながら遊んでいる織戸選手を見ていると元気を貰うよ。
やっぱり余裕をかましながら明るく前向きに生きている姿は見習うべきものがありますなぁ!
織戸さんステキ!
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ラルフ・ファーマンの完璧なスタートダッシュ!
14時。決勝スタート!
300kmレースだけど、63周だから正確には302.48km。(どうでもいいか・・・)
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VIPテラス後方より
今年の場内アナはよかったな。
スタート前のフォーメーションラップからスタンディングオベーションを促し、
「スタートは座ってちゃダメ!」
「ほらほら!皆な立って!」
「GTは立って見るもの!」
に5万人が拍手喝さいでした。
早朝から頑張ってゲットしたテラス(→)
(この時点ですでに首掛け用のタオルはグッショリの状態)
スタートからオープニングラップを見ると、すぐに移動を始めます。
今年も各コーナーで見物だぁ!
やっぱりほぼ1年ぶりにカメラを手にすると操作を忘れてるな・・・・。
流したつもりだったのに止まってるし・・・。
来年は操作を思い出す処から始めよう。
そういえば一つだけ腹立たしい事が。
90度コーナーが指定席になってる!
つまり入れない・・・・・。
ゼニ儲けで考えた策なんだろうが、そのせいでガラガラじゃないか!
見たい人間は大勢いるのに。
と言うか、殆どの観衆がここで見るのを楽しみに来ているのに、ふざけた事をするな!
こうしてツインリンク・モテギの最大の魅力が失われました。
レースの詳細な展開は<<SUPER GT 公式HP>>に任せるとして
500クラス
1位:No.100 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ/ジェレミー・デュフォア
2位:No.18 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍/小暮 卓史
3位:No.12 カルソニックインパル Z ブノワ・トレルイエ/井出 有治
300クラス
1位:No.46 Dream Cube's ADVAN Z 星野 一樹/青木 孝行
2位:No.19 ウェッズスポーツセリカ 加藤 寛規/谷口 信輝
3位:No.43 ARTA Garaiya 新田 守男/高木 真一
でした。
昨年は帰宅したのが22時過ぎだったので、今年は表彰式を見ずに家路に付きました。
その結果20時に帰宅でき、ゆっくりと整理する事が出来ました。
このパターンだな。
今年は2005年式のラジコンもゲットしましたが、何と言っても憧れのドライバーとのTwoショット写真。
それからTシャツに書いてもらったサイン。
大きな大きなお土産と思い出を貰いました。
また来るぞ!
(おしまい)
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