いちさん倶楽部 練習会その4
(今日はスゴイ収穫だぞ!編)
10月13日(土)
YAHOOでBIG−1用のミラーを仕入れちゃったもんね。
中古だけど2個で2千円だもんね。
んで、いちさんのと比べてみたら同一製品でした。
ラッキー!!
ミラーを交換してからお出かけです。
13:30
あれ?
渇チャン師匠一人しかいない。
と言うわけで、本日の参加者2人!
お〜っ! マンツーマンのご指導じゃぁ〜・・・!
先ずはOの字から。
ま、曲がらない・・・・。
前回やった内容が何故出来ないのだろう・・・。
思い出すまで相当のグ〜ルグルをしてみました。
また師匠に「ニーグリップ」と「目線」と「オボン」を指摘される。
何でだろう・・・・。
判っているつもりなのに&やっているつもりなのに・・・。
つまり本人は十分やっているつもりなのに、ハタから見ると全然出来ていないという事ですわな。
実は楽しかったパイロン練習がちょっとスランプ・・・というか判らなくなっていたんです。
あんまり面白くない・・・。
「あ〜・・・進歩してないなぁ・・・これじゃ今日の日記(これ)に書く内容が無いよぉ・・・なんちってぃ・・・」
途中、中断してちょっと座学。
師匠にいろいろ教わっているうちに「くるぶしグリップ」と言う言葉が出てきました。
ニーグリップとはニー(膝)のグリップだけではなく、かかと&くるぶし&ニーの全てをグリップさせる事であると・・・。
えっ!?
それは意識した事なかったなぁ・・・。
よっしゃ!
ってな訳で、特にくるぶしを意識しながら足の内側をベタッっとバイクにに貼り付けて試します。
おっ!いい感じ!
自然とニーのグリップも強くなっている気がします。
そして「くるぶしグリップ」を意識しながら20周程パイロンを走り込んだときです!!
えっ?・・・あっ!!
今、なんか感じました!
ビックリするほどクルッと回れたんです。
その時の速度はかなりスローだったと思っていました。
しかし、後ろから追従してくれていた師匠が、
「今の周とっても速かったですよ!」
と言ってくれたんです。
座学の時に聞いた
「いちさんの特性を活かすには「急制動ゆっくり回ってガバッと開ける」のメリハリですよ」
が何となく理解出来ました。
そしてそれからまた数十周。
あっ!腕が解放されてる!
え〜と・・・暇だ・・・次のパイロンはどれだっけ・・・
ええっっ!?今何て言った!?
あっ!!おおっ!!
第一回の講習からさっきまで師匠に散々言われていた「ニーグリップ&目線&オボンの指摘」の意味がたった今判った気がしました!!
ワザと腕の力を抜いて目線を向けてオボンを意識して・・・・では無かったんですよ!!
「くるぶしグリップ」を常に意識さえしておけば、そのグリップによって「腕がど〜だ」などと考える必要が無くなり、つまり、
・くるぶしグリップを意識する=>
・車体が旋回中に安定している=>
・腕など無くてもハンドルが自然に切れてくれる=>
・旋回中に「腕の力を抜いて」などと意識する必要が無くなる=>
・旋回中は暇だ!=>
・次のパイロンでも見るか!
なんです!!
すごいっ!
「もう一度後ろを帆走してもらえますか?」で見てもらうが、「あっ!」の感覚の走りはまだ5周に1周位しか出来ない。
で、その「あっ!」が出来た時に、師匠からゴッツイ誉められた!!嬉しい!!
これだ!これだったんだぁ!!
よし、これからは
1:くるぶしグリップで腕解放
2:急制動でゆっくり回る
をスローガンに掲げで練習しよう。
ただ「くるぶしグリップ」は非常に辛いです。
数十周走行しただけで内股の震えが止まりません。
それだけグリップしていたと言う事なんですね。
師匠の言っていたグリップとは、こんなに強烈なグリップの事だったんですね。
感激です!!
でも課題はまだまだあります。
常に意識してないと、すぐに「くるぶしグリップ」は緩むし、後ろに付かれると焦って「急制動からゆっくり回る」が飛んじゃうし、「ガバッと開ける」が出来ないし・・・。
今日の感覚を忘れない様に体で覚えるまで練習をしようっと!!
しかし何と言っても今日の終わりには、ちょっと旅していたあの
「バイクって楽しい!!」
が戻っていました!
やっぱりこれが一番ですよね!!
【追記】
この後、街中にて走行する際にこのくるぶしクリップを意識していて気が付いた事が2点ありました。
1:急挙動が俊敏に出来る。
よく局地的なくぼみやマンホール、又は路面に落ちているゴミなどを発見すると急回避の練習をしています。時速は40km/h〜80km/hの範囲。
タイヤ2本分くらいのレーンをクイッと変更するやつ。
今までは目標物を発見してからヨイショ!って体の姿勢を崩してやっていたんですが、くるぶしグリップをしていると、気が付くとステップを踏んでそれを行っているんです。
今までは単に「足はじゃまだからステップに置いておく」感覚で特に意識していなかったのですが、その足の裏を使ってステップをグンと踏むやり方に変わっているんです。
ハンドルに置いた手に力が入る事も体の姿勢が全く乱れる事なく車体がレーン変更してくれます。
自分がこんな事をやっている事にビックリです。
2:セルフステアの成功率が高くなった。
一般道のカーブに+αの速度で入るとセルフステアさせているつもりでも恐怖からなのか手が逆ハン切っているのがよく判ります。
それがくるぶしグリップ以降、手をグリップから浮かせた状態でも不安なくステアしてくれます。
両方とも一言で言えば「不安なく次の行動に入れる」と言う事でしょうか。
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