いちさん倶楽部 練習会その7




ポロッと・・・




2002年1月14日(祝)

今年初めての練習会
と、言うより昨年の練習会から乗ってない!!ので5週間ぶりにエンジンを掛けてしまった!
セルを10秒ほど回す必要があり、ちょっとアセる。

タイヤの不安を持ったまま10:00会場へ。
ん?誰かもう来てる。ライン入りのフォースシルバーでノーマルマフラーは私だけのハズだが・・・。
先日倶楽部に入会されたばかりの「風来坊」さんでした。
初めまして!よろしくです!

午前中はオフセットパイロンとストレートパイロンの組み合わせ。
単純なコースなのに何故か疲れる。
かっちゃん師匠に尋ねると「微妙に間隔を変えてある」んだそうだ!
何も考えなくて済む設定ではない為、自然と集中し、またハンドリングも一定には出来ないので神経を使うそうだ。
う〜ん・・・すごい!

お弁当タイムの後、午後から今回のお題コーナー!!

「今日はちょっとキツイかも」
珍しく師匠がつぶやく。(やな予感!)

やはり緩急を意識した素早い立ち上げを要求される姿勢動作と、直前の直線を捨ててでも、次のコーナーの立ち上げを重視するパターンの応用だ。

ポイントは7箇所。

  1. 見た目より奥に設定したパイロンで一気に速度が落ちる。
    ここからさらに奥まった次のパイロンまでを犠牲にして、いかにBに繋げるか。

  2. 一気に加速!ただしCへの突っ込み位置を考えないとタイムロスになる。

  3. クリッピングを何処に取るかがポイント。それだけで次の加速が決まる。

  4. 前回同様「殺すコーナー」。ここで通常クリアするとEでフン詰まる!

  5. Dで崩したラインを有効に使って、先頭パイロンではすでに脱出方向に向いている必要がある。
    そのままほぼ直線で抜ける。

  6. 直線パイスラ。進入角度を失敗すると最後までダラダラと通過するハメに!前もって直進体制を整えておく。
    直線パイスラは「オールを漕ぐ」様に、沈んだフォークが伸びるのを腕で吸収する。
    思ったよりもガツンガツンと左右に振らないとキチンとフォークの収縮が起きない。

  7. F同様に進入体制がポイント。恐怖の「最後の大幅なタイムロス域」だ。

前回もそうだったのだが、どうも「Bの加速」〜「Cの進入」が決まらない。(んじゃ、他は決まってるんか?・・・いえ、全部でした・・・)

A〜Cを繰り返し練習してみる。
加速タイミングをつかんでCへの進入角度が決まってきた。
「よし!もう一度、もっとタイトに立ち上がってみよう!」でBから加速!!

ガシャーーーー!!

地面に寝ていた・・・・。
「いちさん」が1300ccの排気量である事を忘れていた・・・・。

そりゃ、思いっきりスロットル開けたらタイヤが悲鳴上げるわな・・・。

Bからの立ち上がりでステップ擦ったままパワー掛けてしまいました・・・・。
ま、しゃーないわな・・・。

250kgを皆さんに起してもらい、取りあえず意識がある事に感謝です。
皆さんが取り囲む様にしてバイクを点検して下さっています。
(ど〜も興味深げにしか見えない・・・!?)

コロ〜ンと何か転がってる。
ハンドルのバーエンドだ。

破損箇所:
・バーエンド削れ(加工&ペイント)
・バーエンドボルト(交換)
・マフラー削れ(加工&ペイント)
・エンジンガード削れ(加工&ペイント)
・ステップ根元の割れ(交換)

「き、奇跡だ!」とどよめきが。
よくメーター回りが無事だったと誉められる(?)
且つ、改めてエンジンガードの素晴らしさを思い知る。
先端が4mmほど無くなっていました。
これがクランクケースだったら・・・・
エンジンガードさん有難う!!

滑った皮パンのお尻を見て
「う〜ん、味が出てきましたねぇ〜」
と言われてしまった!!(なかなか上手い表現ですね!)

ステップが破損したので、ここでリタイヤ。
帰りの運転で「あれぇ〜・・・なんかハンドルが変!」
よく見ると「ゲッ!ハンドルが曲がっている!」

帰宅後、確認するとバーは無事で取り付けが歪んでしまったようだ。
アッパーブラケット4箇所とアンダーブラケットの2箇所のボルトを外してハンドルを引っこ抜いてから、もう一度全てのボルトを締め付けると直った。

ホッ!

大型バイクはパワーが余ってます!
気を付けましょうね!!(反省)