いちさん倶楽部 練習会その8






2002年2月16日(土)

チョット早めに着いて掃除でもしようと思っていたのに9:40には集まりだした。
気合はいってるなぁ・・・。

本日の参加者
・よたろー師匠
・渇チャン師匠
・風来坊さん
・きみどりさん
・もっちんさん
・のりさん夫妻(お大事に!)
飛び入り参加
・赤いちさん氏
・銀VTR氏

ワンハン(右手だけ)での右旋回は最初から上手くいく。(←写真)
こっちは体が覚えたみたい。
でも左旋回はまだ腕でこじっているのが判ります。
かなり遠めになるので「オボン」が重要です。

今回のお題コーナー!!
ポイントは5箇所。

  1. 前のパイロンの立ち上がりを小さく回らないとクリア出来ない。小さく立ち上がりながら一度右に振って、また小さく入る。ちょっとでも膨らむとアウト!

  2. 今回の大収穫!後述!

  3. 次のパイロンまでいかにスピードを殺さないで突っ込めるか?クリッピングのポイントが重要。

  4. 直線パイスラに備え大きく回って進入するポイント。本当はここで小回りにした方が速いのだが、次のパイスラのタイミングが合わない。まだ練習が必要。

  5. 基本的に規制が無い部分はどう回っても良いとの事。つまりここでは一度左に振って大きめに旋回する事でスピードを殺さない走法の練習!

前回コケた時もそうだが、こうしたちょっと大きめ旋回が苦手。アクセル開けたいのに開けられないで半端にモタモタしてしまう。しかもより、半径を小さくしようとバンクさせるとステップガリガリになってしまう。

ここで師匠に付いて特訓を行う。
先ず姿勢。
師匠が自分の走りと理想の走りの違いを見せてくれる。
自分の姿勢がかなり前傾である事が判った。

1:鋭く突っ込もうとして自然に前傾のハングオンしている。(つもり)
2:でも実は前傾のリーンアウトになっている!
3:前輪に負担を掛け過ぎてフォークの収縮が無くハンドルが切れない。
4:その分だけまたバンクを付ける。
5:バンク角とスピードの限界が早い。

となっているそうだ!
だから

1:もっと後ろに座って後輪にトラクションを掛ける。
2:「ネコ」と「オボン」を忘れない乗車姿勢を保つ。
3:意識的にリーンインを行う(これでちょうどリーンウィズになる)
4:イン側ステップを踏み込み、アウト側膝でタンクを押してやる
5:「くるぶしグリップ」をもっと意識して車体の状態をコントロール出来るように!

今までにも何回も「もっと後ろに座ったら?」と言われてきましたが、やっとその意味が判りました。(また数ヶ月後に理解出来た!)

途端にステップを擦る不安が無くなったんです!
タンクを膝で押すだけで前輪が脱出方向に向いてくれるんですね!
旋回速度も脱出速度もずっと上がったのに、全然不安がない!
「ネコ」や「オボン」や「くるぶしグリップ」は何度も何度も注意されているのに、いつのまにか忘れてしまっているんですね。

渇チャン師匠を先頭に隊列を組んで、コースのトレースです。
周回を重ねる度に師匠から課題が出されます。

「次はノンブレーキでアクセルだけで行きまぁ〜す」
突っ込みが出来ない為に考えながらアクセルコントロールが必要だ。
ジムカーナにおいては

・無駄なブレーキは使わない。
・出来るだけスロットルを開ける。(ただし姿勢コントロールが出来ている事が前提)

なので、この練習で辛いようならブレーキに依存しすぎている可能性があるとの事。
う〜ん・・・止まれない・・・。

「次は立ち姿勢で行きまぁ〜す」
膝でコントロールする効果が良く判るのだそうですが、私にはそれ以前に
「モモが震えて立ってられない!」です!
0.1トンの体が悲鳴を上げています。
1周だけで下半身がギシギシいってるのに、

「次は立ち姿勢+ノンブレーキで行きまぁ〜す」
それを連続数周するなんて、ヘルメットの中でゼイゼイ言ってます!
もう前を見るだけで精一杯で何も考えられません!
師匠曰く「これを1000周程こなせば慣れます!」・・・・えっ?

「次はワンハンで行きまぁ〜す」
(助かった・・・・)
ほんと右旋回は楽に出来ます!
荷重も前傾ではなくどっしりと座ったままで、なんの不安もありません!
左旋回はまだロックが出来ない分だけ緊張して前傾になっているのが判ります。

最後に直線パイスラの競争ゴッコです。
「船コギ」を教えてもらってから、
・アクセル一定で抜ける
事を覚え、その分
・パイロン地点でアクセルONしてブレーキで調整
をやらなくなっていました。

そこそこ速く回れるので師匠に聞いてみると、
「どちらでも構わないがアクセルコントロールの方が安定する。一定の場合は荷重移動が無い為、ある速度以上になると前輪が振られる事がある」
との事。

そしてそれがすぐに判明しました。
渇チャン師匠やよたろー師匠と競争すると、どうしても平均速度が高くなります。
その分だけ大胆な「船コギ」が必要になってきますので、フロントの挙動が怪しくなってくるのが判りました。(ロールの限界?)

ちょっとヤバイかも・・・・やっぱりアクセルコントロールを1から覚えた方がいいのかなぁ・・・。

写真提供はよたろー師匠
足の故障から復帰するまでカメラマンをして下さった、のりさんです!

いつもアリガトウです!