いちさん倶楽部 練習会その15
(特別指導員さん登場!)
2003年2月1日(土)
寒い!どうにも寒い!今年の冬!
んな訳で正月はパスして今年最初の練習会です。
本日の参加者
よたろー師匠@CB1300SF
きみどりさん@ZRX1200
風来坊さん@CB1300SF
kamiさん@VTR1000F
nobさん@CB1300SF
k.spencerさん@CB1300SF(お初です!)
がめら@CB1300SF
の7名です。
そういえばまた雨ふらしのりさんが来てない! (↑)しつこいって?(^_^;
昨年末にいちさん倶楽部に入会された方の自己紹介で、
「初めまして・・・・特別指導員です・・・・練習しましょう!」
な、なんと!特別指導員の資格を持つ方が入会してくれました。
(こ、こんなおいしい話を逃がしてなるものか!)
さっそくメール攻撃です!?
それが今回お初のk.spencerさんでした。
昨年末からのメールのやりとりで、バイク乗り全体の事や講習会の現実やそれ故の運転技術向上の為の苦悩といった事をとても真面目に且つ真剣に考えておられる方でした。 私も現実を知らぬ素人ながら、ついついお話が楽しくて、又、取り組みへの真剣さに引かれて無粋な思いを綴ってみたりもしました。
それをキチンと聞いてくれた上でご意見を頂いたりしている過程で、益々お会いしたくなった方です。
楽しみ〜!!
10:00
さぶい!!風が強い!じっとしていると震える!
バイクに乗っている時の方が暖かです。(気にならないからかな?)
1番乗りのkamiさんに続いてよたろー師匠が到着。
あれ?よたろー師匠がまたバイク買った!?
違う!いちさんだ!めっずらしぃ〜!
寒さで団らんもままならないままコース設定へ。
しかしポンポンとパイロンを置いて行くよたろー師匠はいつもながらすごいですなぁ〜
そのまま寒いので試走と称してすぐにコースイン!(先ずは黒のラインを追ってください)
BからCへの直線加速とブレーキが怖い。
なんかまだ体が硬いなぁ〜・・・なんて思っていた5周目。
Cの最後を抜けてターン!
ガガガガガァーーーー!!
何?何?あれぇ〜?寝てるぅ〜!?・・・・・何でやぁ〜!
思いっきり滑ってました。全く意識していなかったので気持ちよく滑れました!?
しかも反対向きに寝てる・・・・どっかを中心に1回転したみたいです・・・。
バンクの付け過ぎと急加速でタイヤのふちが反乱起こした事は確かです。
ま、いつもの転倒パターンですが・・・。(懲りろよ!!)
あ〜あ・・クラッチレバーが曲がっちゃった!
初めてレバーを曲げてしまった!
レバーはストックしようしようと思いながらつい怠っていました。
にしてもさ、
いつの間にこんな証拠写真撮ってるのよ!=>よたろー師匠!
(←)(↑)
もう笑っちゃうもんね。
あはっ!あはっ!あははっーーー!だ・・・ (空しい・・・)
え〜と、気を取り直して・・・・・。
寒さのせいか今日はみんな真面目にクルクルしている。
11:00頃にk.spencerさん登場です。
ロングフェンダーのノーマルいちさんとジェットヘルにサングラス!
服装とバイクの色が違っていたら、間違いなく白バイ隊員さんです!
かっこええ〜!
実は密かにあのスタイルに憧れています。
いや、買えばいい話なんですよ。単順に。
でも買えないんです。
自分の走り方がそれらしくなるまでおこがましくて・・・・。
(まして転倒してるようじゃねぇ〜・・・・トホホ・・・)
それぞれ思いのままにコースを周回しているのが普段の情景。
それがk.spencerさんの登場で一変しました。
自然と隊列を作ってk.spencerさんのラインをトレースしているんです。
やっぱりみんな思いは同じ。
上手くなりたい!の気持ちが、自然とそうさせているんですね!
かつて、かっちゃん師匠の元での練習会は毎回こうだった事を思い出させてくれました。
んで、そのトレースラインが上の図の赤線です。
全然違います!すんごい遠回りをしている感じです。
でもタイムは格段に上がっているのが体感できます。
後ろの隊列に合わせて速度調整をしてくれているk.spencerさんに一同感激しながら、それでもみんな必死の形相です!
自分はと言えば、すぐ後ろを走っている重圧(なんの重圧じゃ!?)から久し振りにステップを擦ってしまいました。
やっぱり気持ちがアセると技術が飛びます。
つまりは技術を体得していないと言う事ですね。
隊列のまま10周も走ると息が上がってきます。
こんな感覚!本当に久し振りです!(=>かっちゃん師匠!元気ですか?)
先ず、Aでは2本目のパイロンを意識して1本目から大きく振る。
この位、距離が離れているとS字よりも直線を狙うようだ。
2本目は4本目のショートスラロームを意識して3本目の体制を整える為に大きく振っている。
Bの反復横飛び(!)は極端なS字だ!
でもその為には出口で小さく回らなければ繋がらない。
やっぱり次の体制の為に進入を大きく取っている訳だ。
Cのスラロームは直前のパイロンを見るとどうしても直線にカットしてしまい、すぐにフン詰まるので2つ先を見て「船こぎ」に持っていく。
ここで船こぎが出来なければ大きなタイムロス!
Cの出口で膨らまない様に最後は大きく取って短くもダッシュで稼ぐ。
Dは意外だったが外回りの方が速い!
トータルするとゆったり回る分だけ速度が高いという事のようです。
なんだかなぁ〜・・・・。
自主トレの成果は?というと結局は自己流になっちゃってるんだなぁ〜・・・。
やっぱり指導者がそばに居るという事は大きいですなぁ・・・。
休憩も漫然とした一服タイムではなく、座学(立ち話)の様相で、自然とk.spencerさんの言葉に耳を傾けます。
みんな聞き漏らすまいとしているのよね!
「要はラインの問題だけなんですよ!」
「次のパイロンに向けてのライン構成が頭の中で組みあがれば、自然とバンク角を浅く出来て速度が上がるんです」
の意味は良く理解出来ます。(自分にとってはまだ理屈なんですけどね。体が覚えてくれないないのよ!)
「チドリと一本橋が苦手」と伝えると「じゃこれやってみましょう!」とフルロックOの字(チドリバージョン!)を見せてくれました。
乗車のまま停止した状態で解説が入ります(!!)
「なまじハンドルを戻すとかえってフラつきますから」
を肝に命じるも、やっぱり無理!怖くて怖くて!
しかもきみどりさんに「見ているこっちの方が怖いよ!」とまで言われてしまった!!(→このショットは違います)
次にくるぶしグリップのコツについて。
「スタンディングが苦手な人は多いので、立たなくてもいいから、お尻をシートから1cm浮かす事を考えて走って見て下さい」
!!!!!!
これは初めての講習だ!面白そうなのですぐに実践。
!!!!!!
すごい!スタンディングと同じくるぶしグリップが出来る!
しかも座っているからニーグリップもしっかりしている!
「お尻ではなく両足で支えているから倒し込み時も自然とヒザを使ってタンクを押せるでしょ!」
!!!!!!
が!ここで問題が!
モモが震えて2周出来ない!
しかもブレーキングもコーナリングもデタラメだ!
覚えなければならない要素って一杯あるんだなぁ〜
んで、それら1つ1つが出来た上で、複合する事で初めて、あの速さを会得できるんだろうなぁ〜・・・・・て、傍観者になってどうする!!
「k.spencerさんはあの状態で何周くらい出来るものなんですか?」
「ヘロヘロ状態でも続けるなら30分くらいだと思いますよ」
!!!!!!
3分もたない自分が情けない・・・・・。
確かに上手くなる為にはただ走るだけではなくその為の基礎体力だって必要だな。
250kgの車体を自在に乗り回したいのなら、そうした努力だって必要だよな・・・って思いました。
(んじゃ、ジム行って、やるか?と言われるとやらないと思うが・・・・やっぱ情けな!)
15:00解散。
こうして今年の第一回目の練習会はとても質の高い内容となりました。
心地よい疲労感に浸りながら「今日の酒は美味しいぞぉ〜」と思いながら帰路に付きます。
さ、レバー探さなきゃ!
写真提供はよたろー師匠です
いつもアリガトウです!
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