ステッカーの話



【2011年8月】

先月に、がめらブランド「Hender JAWS BASE」(変だ!鮫の巣窟か?)を発信して以来、簡単ステッカー製作にハマってしまったようだ。

残りの一枚で”いちさん倶楽部”のステッカーをビールを飲みながら製作してみたものの、転写シールだ!って言ってるのに反転しないで印刷しちゃったもんだから、はい!しゅう〜りょぉ〜!!
・・・・腹が立った・・・・んで今日、近所の「K’sデンキ」行って再度挑戦する事にしたのだった。

ところが売り場を丹念に歩いてみると、転写だけじゃない、最新技術をお手元へ!みたいなシートが一杯並んでいる。
ついつい時間を忘れて見入ってしまった・・・・・で、選んだのが上記の3種類。

透明転写シールは前回のギターで使用したので使用感は省略。
マグネットは文字通り印刷したシートとマグネットを合体してステッカーにしようというもの。
これならバイクの車体に張ってもすぐに剥がせるから便利だ!
次にメタリックは銀の下地シートに印刷できるシート。
つまり白抜きの部分が光を反射する銀になる訳だ。
これはヘルメット等へのシールとして使えそう。

A-ONEの凄い処は、こうしたお遊びシートを野外で使用するに耐える仕様にしている事。
車や子供の自転車に張って楽しめる遊び心を実現する為に、表層部に紫外線を吸収しないラミネートで覆う仕上げにしている事。
こんなA4シートが2枚〜3枚入って千円だもの。楽しいぞ〜っ!!


って事で早速作ってみよう!!
まずはマグネットから。

いちさん倶楽部のロゴ・デザインは、もちろん”がけつ”さんのデザインしたこれ!

10年前の当時は車種がSFしかなかったから、そのままsfって付いてるけど、今日ではどうだろうか?・・・・って昨年の全国MTでも話題になったんだけど、とりあえずシンボリックな存在意義という事でデザインは変えない事に決定した経緯がある。

PhotoShopに落としてから色調整。
カラーで印刷するとどうしても甘くなるので、ブライトを強調させたモノトーンで最終調整。


台紙に印刷して乾燥させたらラミネートを張る。
空気が入ってはお終いなので慎重に!


さらに台紙の粘着部分を剥がしてマグネットへ。
結構緊張するぞ!


あっ!という間にいちさん倶楽部マグネットステッカーの完成!

早速いちさんに張ってみた。

・・・・う〜ん・・・・張る場所を考える必要がありそうだ・・・・。
まぁ、マグネットだからすぐに剥がせるけど・・・・・。



(をっ!タンクの傷が隠せるぞ!!)


次に銀地への印字。
これもカラーを使わずモノトーンで出力。

下地のシルバーが光に反射してとても綺麗だ!

などとちょっと気を抜いたらご覧の通り(→)
空気が入ってしまい、上下の4枚がオシャカになってしまった・・・・。


早速切り抜いて張ってみた。

結構格好いいんですけど・・・・・!




と、まぁ、3シート3千円でたっぷりと遊べた訳だが最後に。
やっぱりプロの技は凄いって事。
千円で遊べるもののやはり遊びの範疇であり、一万円を切るインクジェットプリンタでここまで出来るか!って進歩は凄いんだけど、それでも仕上がりは素人臭がたっぷりと残っていたりする。
専門屋に一枚数万円で発注するステッカーは安心して人前に出せる資質である事が当たり前的感覚になっているが、やっぱりそれって大変な技術なんだなぁ・・・・と改めて感じた次第でした。
(おしまい)