グルーガンの話



あったら便利かもしれないけど、まぁ、必要ないし・・・・グルー。
パーツの仮止めくらいしか用途が思いつかないし、その為に1万円は掛けないっしょ・・・・・え?100円!?

ダイソーで見つけたグルーガンは100円、グルーも24本で100円。
100円って・・・・そりゃ買うでしょ。

もちろん低温タイプである事は承知だし、グルーはエチレンのようだから本格的な絶縁策は期待できない。
でも100円だよ。

さっそく使ってみる。
先ず電源コードが短すぎで×。
120円出していいから最低1mは確保して欲しかった。

中間のスイッチが欲しいなどとこの手の記事にあったりするが、半田ゴテと同じで全く必要性を感じない。
用が済んだらコンセントを抜けばいいだけだ。
こうした熱ものは短時間処理する事が基本。
ダラダラと使うのは全体の段取りが悪い証拠である。

それにしても、まぁまぁ普通の使い勝手でとても100円とは思えない。
ケースのチャチさとかビスがバカになってるとか、そんなとこで文句言うやつは100倍の買い物をすればいいだけだ。

約3分で使用可能。
ノズルは熱くて触れない(当たりまえ)
トリガを引くとブニョっと出る。
ん?温度が足りないか?ちょっと待ってみるといい感じで吐出する。

グルーはもう少し硬化速度が遅い方が好きなんだけど無いんだよなぁ・・・・。
吐出5秒後には硬化終了してるからノズルから直接接着した方がいい。

電源切断後は自然放熱だからすごい時間が掛かる。半田ゴテ以上に待つ必要あり。
逆に言えば、電源を抜いても1分間はそのまま使えるぞ。

冷めてから早速分解してみた。
単純な構造とはいえ良くできている。

半田ゴテと同じ原理だが、セラミック板ヒーターが電源コードに直接繋がっている!?
驚いたのはその構造よりも100V10Wのヒーター板が数十円の原価で使用されている事だ。
・・・・って、勝手に思い込んでいたのだが、表示ラベルを見て!もっと驚いてしまえぃっ!!なんと!PTCヒーターを使っていた!
PTCとは、一言でいうと温度上昇と共に電気抵抗が増して消費電力を落とす事により温度を一定に保つ素子をプレートにしたヒート方式である。
もちろん高価なツールでは当たり前に使用されているのだが100均だよ!
PTCヒート板だけ買おうと思ったら普通は千円/個はするよ。

絶縁の為の耐熱フィルムだって通常これだけで千円はするし、グルー・インサート部とノズルの火傷保護シリコンだって165℃に耐える素材だし。

全く信じられないコスト管理である。

また加工を最小限に抑えてコスト削減を計る努力もすごい。
ヒーターと蓄熱アルミの接触部分は熱効率を大きく左右するので通常はガッチリとはまり込んでいる。
しかしステンのピンをいい感じで作成してパチンと止めている。
まさに製造コストを上げない為のアイデアだ。

ところで用途についていろいろと考えてみた。
工芸は興味ないし、かといって接着には期待しないほうがよさそうなので、やっぱ簡易的な基板の絶縁と防水ってとこか。

そこで机の上に転がってた基板で試してみた。
これは極端だがこんな感じか。(→)

・電解コンの枕
・セラコンの固定
・ジャックの固定
・CPUの絶縁(こ、これは!)

2度と剥がさない基板なんかには良いかもね。

配線の切断防止なんかにもいいかもしれない。

ちょうどいいのがあった。
USBの自作3V分圧抵抗器。
裸だったからしょっちゅうショートしてたのよね。
何かチューブに入れたみたい。

さらに考えているのはプラモデルのヒケのパテ盛りに使えないか?って事。
これは塗装さえOKなら超便利グッズに変身するので期待大。

しかし・・・・・オモチャが安いよ・・・・・。