スタータ・ケーブル修理&バキューム・ホース修理
でも本当はタイヤ交換がメインなんだけど・・・

2008年5月17日

ここ数年のマイ・レボリューションにまた一つ加わった事があるのよ。
それはね、世の中には絶対に神様がいるって事・・・(あっ!そこの君!引かない!引かない!)

何事においてもミスってあるじゃんか。
で、自分で不貞腐れる訳だ。
「チックショー!上等じゃねーか!最初からやり直してやる!」ってシチュエーションあるでしょ?

でもそんな時って、必ずと言っていいほど、別のトラブル要因も抱えていて、それに気づく訳だ。
「え?もしかして今の回り道がなかったら、この後で大変な事になっていた?!」ってね。
そのトラブル予備軍を認識させる為に神様が、わざわざ回り道させてくれたんだな・・・・って思う事ない?・・・・無いか・・・・。
まぁ、いいや。自分はそう思う訳だ。

昨日マッハに電話で確認して「11時なら空いていますよ」って言われたのに、当日に確認してみると「14時半だけですね」って言われてムカッ!と来たのよね。
まぁ、当日まで予定が立たなかったので、きちんと時間を予約しなかったこっちが悪いんだけど、それにしても、もう9時に出発しちゃってるのよね!こっちは!

えっと・・・・あと5時間何してよっかな・・・・。

そうだ!
一人○練でもやってよっと!・・・・って、港に向かって逆に戻り始めた・・・・つまり自宅に近づいていった訳ですよ。

一方、ここんとこ、信号でのアイドリング・スタートの練習に余念がなくて、最近ではクラッチ接続までに1秒掛からなくなってきているのね♪
しかしそれでも100回に1回くらいは失敗するのさ。

プスン・・・あ、ヤベ!エンストした・・・でも両足をステップに乗せたまま、気にせずセル!・・・・って掛からない!
リレーがカチッ、カチッって鳴るだけ。

あれぇ〜?
脇に止めて、先ずはヒューズのチェック。
でもリレーが作動してるんだから電気は来ているハズ。
バッテリー?
でもウィンカーもハザードも元気だ。

リレーの音を確かめるべく耳を近づけた。
当然、目も近づくわな。

あれ?この太い線なんだ?なんでこんな太い線がいきなりここで終わってるんだ?
・・・・・終わってるんじゃなくて・・・・切れてないか????

リレーに繋がっているハズのスターター・ケーブルがザックリと切れていたのだった!!
ウソ!?いや、ほんと信じられないよ!

被子も含めると直径10mmはあるよ!ってブットい線が千切れているんだもの。
この線さぁ〜・・・・ニッパで切ったとしても10秒は掛かるよ!?絶対!

とにかく切断してる断面をリレーに直接押し当ててセルを回す。
何事も無かったかの様にエンジンが掛かった。

エンジンを停止しなければこのまま走るので、とにかくバイク屋さんに向かう。
うちの近くまで来ててホントよかったよ!

バイク屋さんにて。

「そう言えば(がめらさんってば)毎回必ず室内にバッテリー持ち込んでるじゃない。その時にどうしてもここ触るよね」
「うん」(注:トリクル充電導入前の話である)
「それだな。銅線だから繰り返しの動きに耐えられなかったんじゃないかな」
「でも今日の出発時にも一発で掛かったし。一気にいく?」
「う〜ん・・・考えられないけど、それしか要因が無いよ」
「ザックリいってるよ?この感じ(→)」
「ほんとの偶然かもしれないけど、今朝の(バッテリー蓋の)ひっくり返しで、一本一本の全ての線が一斉に限界を超えて切断されたと考えるしかないもの」
「う〜ん・・・・・他に考えられないもんねぇ〜・・・・」


久しぶりの怪奇に背中がゾワッとしましたよ。

で、その場でカシメのやり直しと念のために半田付けしてくれました。

参考修理時間を調べていたメカさんが、
「これ修理するのって高いんだね・・・・まともに請求したら僕が奥さんに怒られちゃうから半分でいいや・・・」

有難うございました!

只今の時間13時。
今からマッハに向かってちょうどいい時間になっている。

もし順調にマッハに行っていたら都内でどうしよ!?・・・・になっていたハズ。
それより来月のツーリング時に発生していたら・・・・・。
神様!有難う!

気を取り直してマッハ到着。
近くの立ち食いソバ屋で14時半の昼食を摂る。
今回も・・・・というより、BT57が世の中から無くなるまで、もうこのタイヤ以外を装着する事は無いだろう。
待つ事30分で装着完了!

フロント:130/70R17:14,600円
リア:190/60R17:20,900円
工賃:3,800円
廃棄代:600円
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合計 39,900円(税別)

(帰宅後にマッハのHP見たら「お取り寄せ」になっていた!在庫が最後の1セットだったみたい)

で、実はタイヤ購入記は上記しかないのだ!(ワハハ!)

その帰り道。
実は午前中にエンストした時から薄々気が付いていた。
クラッチミートの一瞬が普段でないのよね。
な〜んかグズってるなぁ・・・・な〜んか不揃いだなぁ・・・・・って。
何かこう・・・・3.7気筒って感じ・・・・・0.3気筒足りない感じ・・・・。
2000rpm以上はいつもと変わらないんだけど、4速1500rpmとかも、とっても気に入らないんだわ。

それから帰宅までわずかに回転を上げてミートしてたのね。
これ、とっても疲れるな。
やっぱCBのトルクは最高だったんだなぁ・・・・と改めて感慨に浸る。

帰宅後、タンクを外してプラグ点検・・・・問題なし。
全気筒綺麗に燃えているようだ。
という事は燃料系でも電気系でも無い・・・・という事は・・・気のせいかしらん?

あれ?
さっきタンク持ち上げた時、ホース3本外したよな?
1:燃料ホース
2:エア・ホース1
3:エア・ホース2
4:バキューム・ホース・・・・・・あれ?

バキューム・ホース抜いてないのに何でタンクが外せたんだ?
そういえばホースがタンクに付いてきたので、何も考えないでピッと抜いて置いたな。

という事は・・・・抜けてたんじゃん!・・・・何で?

改めてバキューム・ホースをインマニ側に差してみる。
スポッと入る・・・・ん?

念のためにホースの先を指で塞いでエンジンを掛けてみる。
結構な圧力が掛かっているのが判る。
試しに吹かしてみる・・・・・ズリッってずれた・・・・!!

おいおい!
ホースがブカブカになってんじゃん!
負圧を利用する為に存在しているホースが負圧に負けてどうする!

なるほど。
ホースの経年劣化による形状固着とスプリングバンドの劣化による、負圧の取り込みエラーだった。
というより、これじゃインマニに穴が開いた状態だから、メチャクチャな設定のスロー・エア・ジェットがある事と同じじゃん!
どうりで・・・・

ホースの先を切り取り、バンドをラジペンでキュッっと・・・・・。
エンジンを掛けてみると、やっぱり何事も無かったかの様にスムースに回り始めた。

応急対応はこれでよし。
そろそろホース類を全面的に取り替える時期ですかねぇ〜?

いや〜・・・今日はいろんな事が同時多発した日だったな。
面白かったけど・・・・つくづくツーリングの前で良かったよ・・・・。

(このあとの修理に続く