親子でバイク1


ど〜せサーカスのクマだよ・・・・・・

暇だからネットサーフしていた。バイク関係ばっかりだけど・・・。
ムフ!ムフ!!ムフフフ!!!
めっけちゃったもんね〜!!
うちから近くて1日走ってもタダなバイク専用のオフロードコース!!

さっそく問い合わせます。
「ほ、本当にタダで走っていいんですかぁ〜」
「いいですよ!」
「!!!!、免許は必要ですよね?」
「監督できる方がいればOKですよ!」
「!!!!、車両はなんでもOKなんですか?」
「オフロードバイクであればOKですよ!でも騒音の問題がありますのでモトクロッサーはダメです!」
「感激です!HPで宣伝しますわ!」
「うちのHPには載せてありますが、余り混んでも困りますので・・・・」
ってな訳なので、以降、場所は「虎の穴鍛錬場」と命名します!?
 
その日からミニオフロードバイクを探し始めます。
しっかし無いものですなぁ・・・・
50cc位でナンバーが取れて(つまり静かで)ちゃんと動いて5千円くらいのバイク・・・・(^_^;(^_^;

だって子供が対象なので、「子供のオモチャに何万円も出すつもりはない!」が、お父〜さんの持論です。(でもおと〜さんも乗れるヤツね!)

そう言えば近所の自転車屋のオジサン、前を通り過ぎるといつもトライアル車で遊んでるなぁ・・・・。
そう言えば確か看板に「トライアル国際A級の店」って書いてあったなぁ・・・でも自転車屋さんだよなぁ・・・・。

試しに寄ってみます。
「こんちは〜」
実はうちのスクータも子供の自転車もここで買ってるもので・・・。
事情を説明すると、
「あそこでは毎月練習会を開いているよ!」
「ちょうど明日、練習日だからおいでよ!子供用も持っていくからさ!」

なんと!白バイ隊のトライアル訓練をも指導する、トライアルの先生だったのです!!
ただ単に自転車屋のオジサンだとばっかり思っていましたよ・・・。

勝手に走ってるし・・・・
【2002/7/17】

ちょうど子供達は夏休み前の半ドン。
なのに午後からバッチリ雨!(あ〜腹が立つ)
でもそれも小一時間で止んだので早速向かいます。

案の定、コースはドロドロ!
でもオジサン達が元気に練習していました。(今日は平日だろうが・・・)
ビシッと正装(?)しているオジサンは普段の自転車屋さんには見えないなぁ・・・。

「お言葉に甘えて来ちゃいました!」
本当に2年生と4年生用にQR50とXR100を用意していてくれました!
感激です!
実はドロドロだったので「今日は見学ね」と子供達に言っていたのですが、おもわず(長袖長ズボンに)「着替えて来なさい」と言ってしましました!・・・・(って持って来てるんかい!!)

オジサン達のジャマにならないように隅っこの方で親子バイクの開始です!
QR50は以前の親子バイク教室で乗った経験があるので、下の子はすぐに走り始めました。

そっち行っちゃダメだ!っつ〜のに勝手にコースをグルグルと回り始めます。
・・・・やっぱりな・・・・こいつは16才で免許取るな・・・・今のうちに辛い事も経験させておいた方がいいかも知れんな・・・・。

慎重そのものな性格
さて、前回QR50ではすでに卑屈な姿勢を強いられていた上の子は、初めてのギヤ車に挑戦です。
XR100は見た目は小さいのですが、やはり4年生では足が届かないようです。

始動はデコンプの強さでまだ出来ないようです。
先ずはクラッチとギヤの説明。
まぁ、体で覚えるのが一番なので簡単に説明して終わりです。

最初はおと〜さんが後ろに乗ってクラッチとアクセルの操作に手を添えて感覚を判らせます。

例によって慎重な長男は、決してアクセルを煽る事なく、エンストの繰り返し(ー_ー)
(下の子ならとっくにウィリーしてるな!)

クラッチレバーを握る感覚が判らないという前に、クラッチレバーが遠くて握れない・・・。
こういう姿を見ると、まだ小さいんだなぁ・・・と感じます。

勝手に走ってるし・・・・
おと〜さんが後ろに乗って小さい半径を3周程。
なんとなく判ったようなので、一人でやらせてみます。
が・・・足が届かずにそのまま転倒!

バイクの重量と傾きの関係を説明し、真っ直ぐに立てたままなら、足が届かなくても決して転倒せず、恐怖に思う必要は無いと教えます。

回りを見るとトライアルの段差用の丸太が・・・。
「よし、あれだ!あれを踏み台にしよう!」
その丸太に乗るとちょうど反対側の足がステップに乗っていい感じです。

下がドロドロの状態なので上手く回れない為、最初は直線です。
丸太からクラッチを使って動き始め、そのままおと〜さんが受け止めるまで進み、おと〜さんが支えたらクラッチを切る練習です。

この子はアクセルを煽らない為にガッチリと支えられます。
(下の子ならきっと轢かれるな!)

もっとフカせと言っても・・・
でも何本か練習すると、すぐに感覚を掴むのは流石に柔らかいなぁ・・・。

今度は大きく回る練習です。
自分がジムカーナの練習で渇チャン師匠に教えてもらった、
「向きたいほうこうを見る!」
「ゼスチャーを大きく!」
の実践です。

やはり怖いのが先に立て、どうしても下を向いてしまいます。
するととたんに不安定になり転倒です。

前方に立って、「下を向かない!」と指を立てて自分に向かせます。
次に、おと〜さんは走ります!!(足でよ!)
約90度に折れた処まで走り
「ここを見る!」と言ってまた指を目印に自分に向かわせます。

これを3回繰り返すと、おと〜さんはヘトヘトです・・・・・・じゃなくて1周出来る訳ですね!

これを数周繰り返すと、もう自分で回れるようになります。
でも、ちょっとでも邪念があって「怖い」と思ったり、木々を意識したとたんにバランスを崩して転倒します。

傍から見ていると良く判るものですね。
きっと自分も同じ様に師匠には見えているんだなぁ・・・・と感じました。

たいしたもんだ・・・
でも最後にはちゃんと自走できる・・・発進して停止する・・・事ができちゃうんですよね・・・・子供って・・・。
しかも何時の間にかキックも降ろしてエンジン始動も出来ていました。
たいしたもんだよ・・・・。

約2時間ほど、堪能した後に、自転車屋さんのオジサンに御礼を言って終了です。
でも、マシンを使うだけ使って、お礼だけで済ますのはやっぱり気が引けるなぁ・・・。
やはり所有すべきだと思いましたね。

今回は2人分の装備を持ってなかったので、走り回る事は避けましたが、それでもやっぱり装備をする事は基本です。

もっともバイクを2人分買う訳には行かないので、順番に乗る事になりますなぁ・・・。

さ、仕事しなきゃ・・・。






勝手に走ってるし・・・