親子でバイク15
【2004/11/23】
珍しく、たった3週間明けての虎の穴です。
今日はポカポカ日和でオーバーコートは要りませんでした。
しかし例年の平均気温より4〜5度高い(19度)との事。
そろそろ今年(この冬)もお終いかな?
10時到着。
何事もなく暖気後スタートします。
しかし30分後、スローダウンしてエンスト。
ふぁ!また前回の再来か!?と緊張しましたが、聞いて見るとキャブに燃料が行ってないとの事。
(なんで小学生がそこまでまとめてから報告するかな ^^)
ふむ。タンクからは勢いよく燃料は流れている・・・・もしかして・・・・フロートが上がりっぱなし!?
・・・・ゲッ!・・・先週作ったパッキンが欠陥!?
とりあえずフロートチャンバーを開けてみるべくキャブを外します。
しっかし、小学生に「キャブ外しといて!」だけで済むっていうのも笑える話だ・・・・。
やっぱりフロートが最上部に達した時にパッキンのネジ周りの一部に接触していた。
よく点検したつもりだったんだけどヌカリがあったようだ・・・・。
ごめん!!
液体パッキン持って行くように言おうと思いながら、忘れていた事も同時に後悔。
ごめん!!
たまたまオーバーコートのポケットに釣りに行った時に使ったナイフが入っていたのを思い出し、帰らずに済んだ!
パッキンのネジ周りを2回り小さくカットし元に戻す。
一応テストしてから組み込む(子供達が!)も、ジワ〜と漏れてくる。
(やっぱり液体パッキンが必要だったかぁ・・・)
再度バラして掃除後トライするもまた失敗!
再々度開けて今度は子供が自作して持ってきていた予備パッキンも一緒に噛ませてみる。
おっ!今度は漏れない!!
(いろんな物を持ってくるものですなぁ〜・・・・)
ここでランチタイム!
昼食後、今度はエンジンが掛からない。
キックによるプラグかぶりもあったが、掛っても白煙と共にマフラーからオイルが噴出している。
・・・・ガソリンにオイル入れすぎてるかなぁ・・・・。
ニュー・シリンダーにしてから200km現在まで、分離オイルとは別にガソリン内に2%弱のオイルを混ぜている。
そろそろオイル混合やめるか・・・。
それにしてもオイルタンクのオイルが減ってない感じだ。
補充してんのかな?
子供に聞いて見ようと思いながらまた忘れた。<=完全に子供まかせにしている!!
始動(再始動)時の微妙なアクセルワークはまだ出来ないのでこれは仕方がない。
おと〜さんの役目だ。
ところで社外品のエアーパワーフィルタがたまにポロッと外れる。
口径が合わないのでスペーサーを噛ましているのだが、これも純正に戻そうかなぁ・・・。
その為に戻ってきた時に、またキャブに燃料が行っていないと言う。
一応またバラしてみる。
結果的にはフロートが最上部まで達していた為にチューブ内のエアに押されて燃料が通っていない様に見えただけだった。
しっかし、よくもまぁ、1日に4回もキャブをバラす(バラさせる!)と思われるかもしれないが、
親が与えたオモチャを単純にポコポコと走らせて「面白かった!」で済ませるつもりが無い親達である事は以前にも述べた通り。
情操教育の一環として捉えている親としては「自己責任で管理している自分の所有物は自分で何とかする」なのだ!
捨てたければ捨てればいいし、ディスプレイにしたければそれもいい。(ただしそんな場所はないので捨てるに値するが!)
そうでなければ「今、何が起きているのか?何故そうなっているのか?どうすればいいのか?」を追求する意識を植え付けたい訳だ。
その意味では、何だかんだ言いながら、自分でキャブを外せる処まで来ている子供達には感心している。
ちょっとでも面倒な顔をしたら、その場でお終いにするつもりでいる親から見れば、頑張っていると言うべきだな。
だから1日に4回もキャブをバラせば当然仕組みも覚えるだろうし、知識・技術などの上達達成感や自己管理意識などを含めた人間形成を展開させる為の過程なのだよ!・・・・と思っている。
もちろん、これは当然の事ながら、現在の本業である学生(まだ小学生だが)としての意識に反映できるからとの思いも一層強い。
そんなこんなで、今日は時間の半分以上を作業に費やしました。
でもダラ〜と走行して帰る事に比べれば、はるかに充実した1日でしたよ。
帰宅後、毎回走った走行距離のグラフを作って見せてくれました。
おそらくタコメーターを早く装備すべく規定距離(再度エンジンをバラシて内部チェックする日にタコ装着すると決めている)に達するのを楽しみに待っているのでしょう。 まぁ、動機は何であれ、「真面目に遊ぶ」をモットーにしている親としては結構感動しました!
本日の走行距離:20km
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