箱根 椿ライン 2


前回と同じ位置から・・・悲しい・・・


2002年7月20日(土)

「ガレージよたろー」前にて
今回の参加者は
・よたろー師匠
・kamiさん
・がめら
の3名。

5:30
「ガレージよたろー」まで15分。
えらい近い道を発見したものだ!

R14から同じ道を進む。
ちょっとすいているか?。
しかし「あ〜、この道通ったなぁ・・・」くらいしか判らない。
やっぱ都内は迷路だよ・・・。

西湘PAにて
保土ヶ谷PAでkamiさんと合流。
そのまま西湘PAまで走る。
R1は相変わらず渋滞続き。
(っつ〜か万年らしい・・・)

でも西湘PAはガラガラ。
前回より30分早い分だけすいているのだろうか?
それとも最近の天気の変わり様で敬遠してるのだろうか?

足柄下郡湯本の給油所にて
7:30だというのに大磯の海岸ではすでに海水浴を楽んでいる。
波打ち際を見ながら海岸線を120km/hで飛ばすのはなんとも気持ちの良いものだ!
西湖バイパス最高!

早川インターから再びR1へ。
今度こそはゴージャスにターンパイク!と思いながらも、結局は裏街道・・・。
高いんだよな・・・・。

R1に乗った処で給油。
もうリザーブだった・・・。
これから峠だって〜のに満タンで走るのも効率悪り〜なぁ〜・・・・。

大観山。何だ!このガスは!
芦ノ湖を右手に、いざ大観山へ!
って・・・・あれぇ〜・・・・なんか白いよ!・・・見えないよ!・・・。
登り始めたとたんにガスが広がり始めたのです。
登るにつれて真っ白・・・・。
よたろー師匠の先はもう真っ白で何も見えません!
これでは全開に出来ません。
ブレーキも怖いのでフルにブレーキングは出来ません・・・・・
だから・・・ってセンターラインオーバーしちゃったよ!!
わ!対向車が!!

危ないです・・・。
危険意識の回路が全然行動に出ていません。
椿を攻める前にこんな事でどうする・・・・。
反省しなければ。

反対側は快晴だぁ!
たちまち水滴がバイクに張り付きます。
シールドが曇って前が見えません。
シールドを上げると霧が顔に張り付いてビショビショになります。

大観山パーキングは前回と全く違う顔をしていました。
あの雄大な富士山が見たくて来たのに・・・・・。
「雨かよ〜・・・今日は晴れって言ってたじゃん!」
って思ったのですが、よたろー師匠曰く、
「ギャラリーコーナ−まで行けば晴れてるよ」
と言います。

えっ?そうなの?
朝の気温上昇と上昇気流と芦ノ湖の湖面温度の関係で、夏の朝は北西方面はいつもそうだとか・・・。
知らなかった!!
つまり、前回の絶景富士山は奇跡的に(それほどでもないが運良く)快晴だったのだそうだ!
「だからもうちょっと遅く来た方がいいって言ったでしょ!路面も濡れてるし・・・・」の言葉に納得!
経験してみるものですなぁ・・・。

ギャラリーコーナーはすでに多くにライダーが・・・
富士山が見えないんじゃここにいてもしょうがない。
さっさと椿ラインの途中にあるギャラリーコーナーまで退避です。
それでも半信半疑で下っていくと・・・・・
本当にサッと霧が晴れてきました。
そこは見事な快晴!
しかも高度があるんで、涼しい事!

遠くに見えるのは初島?(やっぱり潰れていたか)

すでにギャラリーコーナーには多くのライダー達が集まっていました。
50ccのレーサーみたいのや、トラッカーみたいのや、ヘルメットから羽が生えてるヤツやら、いろいろいましたが、やはり1000ccクラスが主流のようです。

タンク下ろしてるヤツもいるし・・・・。

ツーリング気分でゆったりと
とっても気持ちがいいんだけど、上りのセンターラインオーバーにちょっとショックを受けて戦意喪失ぎみです。

師匠とkamiさんはさっさとトライに行ってしまいましたが、なんか恐怖を感じてしまって、なかなか行けません。

ウダウダと時間を費やし、峠を攻めるというよりツーリングの楽しい気分を満喫しています。

そうだ!師匠が上がってくる処を写真に撮ろう!
カメラを構えたまま、ひたすら師匠を待つのはなかなか恥ずかしいものです!

バス停の横なもんで、カメラ構えている横にバスが止まっちゃったらどうしよう・・・・なんて考えながら・・・。
(はやく来てよ!)

きたきた!
お!来た来た!
ここを最終コーナーとしていたのでスローペースでした。
今度は撮影会やろうね!

気を取り直してトライに向かいます。
コーナーの陰のところどころが湿っていて、ものすごく恐怖です。
怖くて私にはとてもハードブレーキは出来ません。
「こりゃダメだ!や〜めた!」

2本目の上りスタート地点で同じフォースシルバーのいちさんが後ろから来ました。
速そうだったので先に譲ります。

コンバットマフラーとステダンが目を引き、改造多々!って感じのいちさんでしたが、いちさんがどんな走りをするのか見たくて、すぐに追走開始です。

この人ちがぁ〜う!!
終盤までピッタリと付いていけました。
でも「ガガガガッ!」とステップを削って火花が散っているのを目の前で見ながら、「危ないなぁ・・・・」なんて思ったとたん、
自分も同じ場所でガリガリと音がし、ブーツの縁をアスファルトが削り始めると、スロットルにためらいが出てしまいます。

しかも今日は全体に湿っているのか、後輪がズルッとアウトに逃げるので余計にためらいが出ます。(ちなみに前車も同じD208を履いていました)

実は、前回アウト−イン−アウトでセンターラインオーバー(つまりアウトオーバー)をしてしまったので、今回はセンター−センター−センターを心掛けてトライしてみました。
結果は・・・・苦しくってセンター−アウト−センターになってしまい余計に危険な事が判りました。

右コーナーではアウト−センター−アウト
左コーナーではセンター−イン−センター

と使い分けなければダメかな?
ともかくなんとか最後まで追従出来て内心ホッとした最終コーナーで師匠がカメラを構えていました。
師匠曰く、「おんなじ車種で追いかけっこしないでよ・・・・」
親切な師匠は前のCBを撮ってくれたのでした・・・悲しい・・・・。

ムッとする下界!
10時を過ぎたのでもう帰ります。
帰りはまた箱根新道を通りICの直前で休憩です。

下山して間もなく、すぐに空気が変わるのが判りました。
冷たくすがすがしい空気が一瞬にしてベトッとした重たい空気に変身です。
ムッとするとても不快な感じです。
あ〜・・・これが現実なんだなぁ・・・・って、いろんな意味で感じます!?

kamiさんはそこから小田原厚木道路へ(どこ行くんだろ?)
途中休みなしで一気に「ガレージよたろー」に到着です。
やっぱり途中で休まないと疲れるな・・・。

快晴のツーリング日より!
事故も無くお疲れ様でした!

走行距離:300km
使用燃料:20L
燃費:15km/L

写真提供は例によってよたろーさんです。
いつもアリガトウです!