正丸峠



2008年11月15日(土)

要は「行きたくなった!」って事。
もう行っとかないと凍結が始まって来年になっちゃうでしょ?・・・・だから。
久しぶりの冬物ジャケット。しかもいきなりフル・インナー装備で。

7時半
予報は曇のち雨。でも出発。
外環も関越も圏央道もガラガラ。

圏央道の狭山日高ICを降りて左折。
約3kmでR299に合流する。
右折後、西武池袋線を左手に見ながら24km進む。

紅葉の観光客も一段落したのか?スムースな流れ。
50km/h程度で流れていて渋滞する事はなかった。

10時
正丸駅に到着。

駅舎に比べてこの広大な敷地は、1982年に正丸トンネルが開通してR299となるまで、この正丸駅から秩父駅まで西部バスが運行していたからだ。
もちろん当時R299であった正丸峠を通って・・・・・よく事故にならなかったものだと思うよ。
実際には1956年に滝の枕でバスが転落して5名死亡した経緯があるそうだが・・・・。

10分ほど休憩してから出発。


R299をそのまま進むと1.5kmで正丸トンネルに到着する。

この信号を右折すると正丸峠入り口だ。


信号を右折すると100m前方が二股に分かれている。
この左手が正丸峠のスタートだ。
(イニシャルDで言う処の”ゴール=折り返し地点”となる)

ちなみに右手を行くと狩場坂峠でこの先は林道となる。


いきなりこれだもの。
まぁ、こと正丸峠に関しては攻める気にもならないからいいんだけど・・・。


うそっこ2車線もここまでくると感動するよね。
センターライン引いた人に感想を聞いてみたいよ。

しっかし、本当に26年前までここを定期バスが走っていたのかね・・・・。


スタートから3.3kmでガーデンハウス前に到着。

1936年に正丸売店として開業した西武系列のコテージ&売店。

1966年にはレストランも併設され、西武バスも「ガーデンハウス前」の停留所を設け、峠の憩いとして栄えました。

1993年には老朽化により、新築「ガーデンハウス」として生まれ変わりましたが、残念ながら2005年に閉鎖され、その後、西武グループが競売に掛けています。

何故そんな事を知っているか?と言うと・・・・・・
NDAの関係で今は言えません・・・・(^^;

・・・・が、もしかしたら全国に先駆けてこのホームページから(又はいちさん倶楽部のMLから)最初のスクープを発表する事が出来るかもしれません。
(実は今回の目的の一つもそれだったりする)
請う!御期待!


ガーデンハウスから1km登ったところにある奥村茶屋が頂上になる。


その奥村茶屋の左向かいにあるのがこの階段。
イニDで啓介らが「ギャラリー決め込む場所」とした箇所。

この上は旧・旧街道と言うべきか?
現在のこの「旧正丸峠」が自動車が走れる舗装整備をされて「新正丸峠」となった時代からすれば、いわゆる「けもの道」的な森の中を歩く山道がある「本家!正丸峠」になります。


こりゃ、まともに走る気にならん・・・・・って。


やだやだ・・・・・。


しかしこの正丸峠で今の時期一番気をつけなければならないのがこれ。

一見するとセンターラインが落ち葉で隠れているだけの様だが・・・・


落ち葉を退かしてみると、こんな突起が一杯!

実は、かつてセンターポールがあった名残で、そんなものヨツワでぶっ飛ばした後なのです。

そりゃ四輪なら被害は無いけど、二輪がこんなものに乗り上げたら・・・・・・。

また、高さのあるキャッツアイも一杯埋め込まれています。
コーナリング中に乗ったら間違いなく横にスライドしますがな・・・・。

決して攻める場所じゃありませんよ!>皆さん?・・・俺?


なんやかんやで全長5.7kmの終着点。
(イニDで言うスタート地点)

ここを右折すると旧R299として秩父方面に向かいます。


スピンターン!後、「え〜と今度で何本目だったかな・・・」と続きます。



ってな訳で3往復程を、40km/hくらいで走ってきました!・・・・(^^;
怖くてそれ以上出せませんがな・・・・。

まだ見事な紅葉がしっかりと見られました。
停車するとシ〜ンと静まり返った情景に、途切れる事なく舞い落ちる枯葉がカサカサと音を立てて積もっていく様に、しばし喧騒を忘れます。

決して峠攻めなど考える事なく、怖いもの見たさで訪れるのもよいかもしれません。

11時半
正丸駅に戻って一服後帰還。

13時半
無事帰宅。
やっぱ時間って進んで使おうとすれば、幾らでも使えるんですよね!




総走行距離:230.3km
燃料消費量:12.61L
燃料消費率:18.63km/L

おしまい!