定峰峠〜バイクの森おがの

バイクの森 おがの


えっと〜・・・・マイ・ツー記録によると最後のツーリングは昨年の10月で〜・・・・・・・ひぇ〜!7ヶ月ぶりにバイク乗った!

今年はとっても変です>あたし
バイクに乗りたくてウズウズ・・・・が全く無い。
だから3月になっても4月になっても我がイチサンはシートを被ったままでした。

何でだろ?
明確な理由は2つあって、ひとつはアラーム製作が難航していてすでに1年に及ぶ製作記もままならぬ有様。
デイトナのマジックアラームは昨年外してしまっているので、どうもアラームを装着していないとパンツを履いていないよう・・・・。
だからバイクを余り外に置きたくない感覚に囚われているのよね。

もう一つは身体の故障。
昨年末・・・・丁度最後のツーリングを終えた頃から左肘が痛み出し、茶碗も持ち上げられない様。
「上腕骨外側上顆炎」という病名で、いわゆる「テニス肘」と言われるヤツだ。
しかし該当行為もなく、昨年から3つの病院でCT・MRIと検査を続けているが、未だ明確な処方を得られず。
ここんところは24時間痛みが続き、夜中に痛くて目が覚める始末で、とてもバイクではなかったのよ。

ただ人間不思議なもので、たまの痛みであれば気になって控えるものを、始終続くとなると「え〜い!」ってな感覚になる。
どの道この先も身体の故障と付き合って行かなければならないのだと思うと、少々の痛みなど気にもならなくなってくるものだ。

このHPでもすっかりお馴染みになってきたFZ1 FAZER君(旧称マジェ君)の誘いもあって「今年初めてのツーリング!」となった訳だ。

【2010年5月22日】

今日の目的は「バイクの運転で肘の感覚がどうか?」を確かめる事が一番大きかったので、近場で100km圏内である埼玉県の「バイクの森 おがの」を目指す事になった。

「バイクの森 おがの」は何でも小鹿野町(おがのまち)という町が「オートバイによるまちおこし」の一環で建造した施設だそうな。
我々バイク乗りにとって公的機関がバイクの事を考えてくれるなら有り難い!との思いはある訳で、ならば行ってみよう!となったのよね。

8時
天候を確認してからナビを取り出して目的地をインプットしようとしたのだが「秩父市」に「小鹿野町」が無い・・・・。
大体さぁ・・・・市になっているクセにHPにいつまでも郡なんて昔の住所出しておくなよ!・・・・って思ったんだけど、よく調べてみたら小鹿野町は秩父市ではなくて「埼玉県秩父郡小鹿野町」という住所らしい。

どうも秩父なんたらという住所が幾つかあるらしい事が判った。
まぁ、こうして調べものする間にも「小鹿野町」という地名を覚えたのだから、すでに街おこしの推進は遂行されていると言う事か?

9時
出発。
三芳SAに向かう。
久しぶりの外環は渋滞だ。すり抜けで40km/hがせいぜい。
予定時間に30分遅れて到着。FZ1 FAZER君と合流。
すぐに出発する。

花園ICを目指す予定だったが「定峰峠走った事無いって言ってましたよね?」とFZ1 FAZER君。
地元の彼からすればフィールド圏内なので先にそっちに行ってみる事にした。

10時半
花園ICの一つ手前の「嵐山小川IC」を初めて降りる。
県11号を左折。
最終的にこの県11号が定峰峠へと続いているのだが、R254がバイパスになっていて交差するように乗り換える。
R254(右折)→県11号(左折)→R254(右折)→県11号(そのまま)と乗り継ぐ。

R254と県11号の堺の「相生町交差点」から定峰峠の入り口である「落合橋交差点」までの8.6kmは田舎の県道らしい風景が流れる。

落合橋交差点を過ぎた所でFZ1 FAZER君が「ここから定峰峠なので先に行って下さい」と言うので先導するも、左右に民家が立ち並び、とても峠の様相ではない。
まだ入り口ではないようだ。

落合橋交差点から6.2km進むとキャンプ場へ続くヘアピンがあって溜まり場の感じ。
榛名の登りスタート地点とどこか似ているが、まだ入り口の感じでは無い。

1〜2km先から民家が無くなってきたので、ホンマかいな?と思いながらもちょっとペースを上げてみる。
その後峠らしくなってきて、更にペースを上げようとした5.1km地点で突然左手の視界が開ける。

茶屋があったので「な〜んだ!ここからスタートなんだ!」と納得しているとFZ1 FAZER君が「ここが頂上です」と言い放つ!

ええっ?
もしかして今のが定峰峠だったの?
って事は・・・・もうお終いなの?

キャンプ場へ続くヘアピンからこの茶屋までが定峰峠だったのだ。
そしてこの茶屋こそ、イニDで岩瀬恭子が運命のダーリン!?(高橋啓介)に出逢った「峠の茶屋」だった!(↓)




峠のインプレッションだが、一言で言って「面白い!」である。

ヨツワで攻めるはかなりのスキルが必要で実際には無謀だと思えるが、バイクが単独で攻めるには面白すぎ!ってなコース。

中低速の左右連続コーナーがメインだからじっくりと荷重移動の練習が出来るのだ。

勾配もそれほどキツくはないので集中して荷重チェックが出来る。

全体に狭いがそれでもギリギリ2車線は確保されているので対向車へのマージンも十分だ。

路面もバンプするほど荒れてはいないし、この季節だからか?コーナーサイドの吹き溜まりも気にならない。

むしろ気になったのは数箇所のヘアピンでミラーが設置されていなかった事。
自分が困った(減速した)だけでも2箇所あった。


走る場合は「短いストレート+Rの小さいヘアピン」が幾つもあるので、全体的に調子に乗ってしまいそうなリズムがあるんだけど、決して「調子に乗らない」事が肝要!

それさえ守ればこんな楽しいコースは無いと思うな。

ちなみに帰宅後イニDのDVDで確認するとやっぱりヒルクライムのスタートはキャンプ場へ続くヘアピンの出口からだった。

さて休憩後、茶屋を出発して反対側の秩父方面へ下る。
県11号をそのまま13.6km下った突き当たりでR299を右折。
県72号に乗って「秩父ミューズパーク」を右手に見ながら県43号に入ると「バイクの森 おがの」に到着。


12時半
昨年出来たのだから新しいのは当たり前か。

この季節、遠くに秩父連山を展望しながらヒバリのさえずりを耳にするとなんとも気持ちがいい。


当たり前の様に駐輪スペースが優先されているのが嬉しい。

土曜日の昼間にしてはちょっとバイクの台数が少ないか?


とりあえず腹が減ったので地下?(1階?)のレストランへ向かう。

まずガラガラなのにビックリ!
そしてメニューを見てまたビックリ!
何?この少なさ?

「メニューはこれだけ?」
の質問に、
「土日はこれだけです」

ん?
すげ〜役人の臭いがする返答だ。


中央にピアノがあって、席数もそこそこ有しながら、カツ丼とカレーのみ!って何だよ?

「土日は職務外時間なんでテキトーです」って言ってんのか?

平日に値段の高いディナーを食する人だけ来て下さい!ってか?

これじゃ、とてもリピーターが居るとは思えない。

すげ〜シラけた感じでメシを詰め込む。

大体「わらじ」って乳幼児のわらじを指すのか?
わらじってのは丼に入りきらない大きさの事を言うんだよ!
(撮影するの忘れちゃったけど)

何かだんだん腹が立ってきた・・・・


戻ってミュージアムに1000円払う。
何で国産車が無いの?
外車好きより国産好きの方が圧倒的に多いんですけど?

ジョン&パンチ仕様のカワサキだけは知ってたけど。


終いにゃ、昔のテレビだのレジスタだの、飛行機や戦車の模型だの・・・・。

高知市の龍馬記念館を思い出す。
集客とは?を真面目に考えられる人材を登用しないでやる気のない役人感覚で居ると経営破綻しまっせ!>町
(だってもう来たいと思わないもの)

露天の天然温泉があるとの事だったのでタオルを持参してきたのだが、定峰峠に寄っちゃったものだから時間が足りなくて断念。
と言うよりも、レストランがあのテイタラクでは風呂も期待できまい・・・・ってのが本音。
外でたっぷりと休憩してから退散する。

14時半
出発。
花園ICは渋滞するのではないか?の予想のもとに、県43号からR299に乗って西武秩父線沿いに南下する。
正丸トンネルを抜けて鶴ヶ島JCTから三芳SAへ一気に向かう。

16時半
三芳SA出発。
夕刻の渋滞を避けたい思いで外環出口までを30分で抜ける。

17時半
例によって最後の給油で帰宅。
結構疲れた。下道を一時間走ると肩が凝ってくるな。
それって歳なのか・・・・?

でも心配した腕の調子はまずまず。
この調子だとバイクに乗るのは問題ないと判断していいだろう。
でも今年の「いちさん倶楽部全国ミーティング」に向けてリハビリを続けますわい。


総走行距離:274.9km
燃料消費量:16.11L
燃料消費率:17.06km/L


おしまい!