CBいちさん倶楽部 2015年全国ミーティング in 飛騨高山

2日目の出発前 国民宿舎 霜出荘玄関前にて


【2015年7月】

「誰もいないわよね・・・・」
「・・・・・」
(やっぱしな・・・・・)

昨年は群馬だったから今年はちょっと関西よりの中部にしてみよう。
もう恒例となったこれまでの行った先一覧と全国地図を交互に眺める。

飛騨あたりで面白いとこないかな?・・・・とググってみる。
すると観光地とは別の宿泊情報で「国民宿舎」を見つけた。
昨年の榛名の国民宿舎が安くてきれいでとっても気に入ったので「よし!国民宿舎に決めてから観光地を探そう!」となった。
そこで見つけた国民宿舎 霜出荘に電話してみる。
がめ「10月の連休どうですか?」
宿舎「お祭りとぶつかるので埋まっちゃうとは思いますけど」
がめ「んじゃお願い。バイクなんですけど?」
宿舎「全然大丈夫ですよ!屋根付きガレージ空けておきます」
とあっさり確定。

ふ〜む・・・飛騨といえば飛騨牛かぁ・・・・ま、バイク乗りは何故かみな貧乏だし金持ってないし!
土曜日にも関わらず1泊料金が7,560円と今時格安で助かるわぁ〜!
さすがに飛騨牛は無理だけど刺身盛り合わせ+飲み放題で15,000円くらい目標にやってみますかね!

さてと・・・観光はどうしよ!?
いろいろ調べていくとありました!白川郷
出ました!昨年に引き続き「世界遺産巡り」
よっしゃ〜!!(今後もこのパターンでいくかな!)
あとは高山市内に、
・唯一現存する陣屋
・古い町並み
・飛騨大鍾乳洞
など結構回れそう♪

しかしコースを調べて愕然とする・・・・(関東から見て)遠っ!

帰りの時間を考えると何か所も回れそうにない。
しかたない・・・メインの白川郷を基準にスケジュールして、後は当日の気分に任せよう!

2015年の参加者は、
かすぺさん
しんむらさん
しろしさん
かあるさん
もっちんさん
まっちゃん さん
きちさん(お初です!)
がめら
の計8名。

【2015年10月10日(土)】

5時

前日までにバイク・バッテリーの点検を終えて、ナビと荷物をセット済みの状態。
天気予報を見ながら着替える。

実はこの時点でバイク用の(丈夫な)雨合羽を赴任先に忘れてきている事に気が付いている。
いやな天気だし、明日は雨の予報が出ているし・・・・まいったな・・・・ま、大丈夫か!・・・・と気にしない事にした。

5時半

晴れ。出発。
まだご近所様は眠りについているので前の道まで押してからエンジンスタート。
昨日暖気したので一発で始動。
えっと、中央高速だから先ずは京葉道路か。
高速へ向かう1年ぶりの道も勝手知ったる・・・・でスイスイ。

京葉道路も環状も中央高速までの首都高も料金所も全く混んでいない。
やっぱり一足早い出発はよい事ばかりだ!


6時半

ガスは満タンだ。
しかし・・・・腕が寒い!!
冬用のジャケットを着てきたのだが暑いと思ってインナーを外してリュックに入れてきた。
それがもう70km/hで寒く感じるのだ。

そこで談合坂SAの一つ手前の藤野PAにて休憩。
休憩後インナーを装着して出発。

たしか関東組は談合坂に7時集合って言ってたな?
もう到着しているのかな?
まぁ、こっちは幹事だし早く着いて待つ準備とかしなきゃ・・・・でもちょっと早すぎるな!
やっぱ高山市に寄って陣屋でも拝観してくるか!・・・・などと考え始める。

まぁ、いづれにしてものんびり走りましょう!・・・・って事で、例によって大型トレーラの後ろに付く。
彼らプロドライバーは先を見据えた定置走行が得意だから、まったりと付いていける。
時速70km/hでバンバン抜かれながらも前にデッカいトレーラーが居るものだから気兼ねが無い。

平和だ・・・・さすがに退屈だな・・・・あくびが・・・・ん?追い越し車線の”いちさん”がこっち見て手振ってる!?

なんと!
関東組の3台が追い抜いて行ったのだった。
しかたがない・・・トレーラーの後ろから出て後ろに付く。
たちまち110km/hまで上がる。
もう少しのんびりしたかったんだけどなぁ・・・・。


8時半

談合坂SAから60kmほど走った時点で燃料補給の為、双葉SAに入る。
関東組のかすぺさん、しろしさん、かあるさんと合流。
がめら「走行中によく判ったね?」
しろしさん「そりゃ判るよ。見覚えのあるジャケットとその体格だもの」
がめら「・・・・」

がめら「あれ?なんか見慣れないステッカー張ってる!?」
かあるさん「作ってみたからあげる!」


かあるさんがうちの公式デザインである徽章をシールにしてくれたのだった。

一杯もらっちゃいました!!
かあるさん、ありがとう!


さて、どうしましょ・・・・。

なんでも関西組が開田高原アイスクリームが食べたい!と向かってるそうで、時間的に合流できそうとの事。

んじゃ、向かってみますか!
・・・・って、やっぱあたしも一緒よね?(15時到着に間に合うかしらん?)

目指すは134km先のR361(中山道)。
そのためには中央高速を伊那ICで降りて県476からR361へ。


10時

伊那IC到着。


ここから権兵衛峠へ向かう。
といっても4500m/7600mを権兵衛トンネルというバイパスを走るようで、それまでは90分掛けて通過していたところを30分で行き来できるようになったとの事。


11時

伊那ICから中山道(R361)を25kmの下ったところに道の駅「日義木曽駒高原」がある。


とりあえずトイレ休憩。


牛の旨味がジュッ!っとして確かに美味しいが、でも300円はちょっとなぁ・・・・。


だからってこんな事したり・・・・。


村人1「アイスクリンはこの辺じゃね?」

村人2「もっとこっちじゃね?」

村人3「いやいやここいらだっぺよ?」


12時

木曽町で中山道はR19に変わり、R361は木曽街道になる。
道の駅「日義木曽駒高原」から23kmの地点でちょっと大きめな蕎麦屋を見つけて昼食とする。
観光客が多い。
もしかして有名な蕎麦屋なのか?


もりそばセット1400円。
まぁ・・・観光地だし・・・・。


だいぶ遅れてから”もろこしコロッケ”と”ちまき”が到着するものだからバランス取れないよ・・・・。


ちなみにかすぺさんの”ざる大盛り”は2枚来るのでした!


まったりする事1時間。
ざる大盛りにご満悦のかすぺさんなのでした!


関西組は「必ずここを通過するハズ!&まだ通過していないハズ!」の情報のもと、みんなで右方向を見つめます。

2台のバイクが見えると全員でガン見!(怒られるって!)

程なくして何組目かのバイクに見覚えがっ!
大急ぎで”かすぺ”さんが手を振るも1台目は気付かず通過!
2台目が気付いてホーンを鳴らして無事合流!!

Uターンしてきた1台目は、まっちゃんさんで2台目はもっちんさんでした。


関西組は途中で昼食を摂ってきたのでちょっと小休止の状態。


1年ぶりの再会も慣れたもの。
いきなり話し込みます。


13時

まだ時間があるので高山市の”陣屋”と”古い町並み”を巡ろうと出発。
有名なアイスクリームの場所が不明なので、諦めてそのまま高山市街を目指します。


走り始めて10秒。
あった・・・・見なかった事にして通過・・・・。


木曽街道(R361)をひたすら走ります。
山間を抜けるR361は整備されていながらも気持ちのよいワインデングの連続と緩急ある高低が約50kmも続く楽しい峠でした!

R361が県87と直角に交わる地点から”美女街道”に入る。
嘗ての旧R361に代って新たなR361が整備された際に、旧国道にある美女峠の名をそのまま引用して”美女街道”と名付けたのだそうな。

帰宅後に調べてみると、実はこのちょっと手前でR361が二手に分れていて木曽街道もそちらに移っていた。
だいぶ山深い旧酷道ってとこか・・・・。

その途中(美女街道の東側約1kmの距離)に”美女高原キャンプ場”や”美女が池”といった場所があり、その先の峠を”美女峠”というのだそうな。


14時

美女街道を走ること30分。
高山市内に入る。
駅方面から陣屋を右折して駐輪場を探す。

すでに観光客で一杯だ!


駐車場のオヤジ曰く「この辺じゃバイクは止められないよ!」
探し回るが結局バイクを駐輪するスペースがどこにも見つからず断念!!
はっはっ!笑っちまうぜぃ!

そのまま今日の宿へと向かう事にした。


おっ!なんか続けて自分のショットがいい感じ・・・・!
(いつのまに撮ったんだろう・・・)
ありがとう!>かすぺさん!


15時

県458からR41を右折したところで全車給油タイム。
この時点で宿到着予定時刻を過ぎていたので、宿に電話して30分ほど遅れる旨の連絡を入れる。
ちなみにまだ誰も(2名)到着していないようだ。

ここからR41を北上するまでは良かった。
そのまま素直に走り続ければ40分ほどで宿に着くものを・・・・。(緑色)

何も山を真っ直ぐ突っ切らなくても良くね??

何故に県76なんて怖いところを通るかな!
山の細く暗い道を一気に登り一気に下り・・・・。

しかも県75に向かって左折した時はもう戻れないと覚悟したさ・・・。
何でこんな怖い道をナビは示すのか?まるで生きた心地はしなかったよ。


だってこんな道入っていくんだぜ・・・・。
(県76から県75への抜け道)


15時半

本日の宿、国民宿舎 霜出荘に到着!
結局関東からは休憩も含めて約10時間掛かってる訳で・・・・遠っ!


まぁ、みんなの緊張が切れないまま到着したことを有難いと思うようにしよう!


にも関わらず、
「じゃぁ、ちょっと買い出し行ってくるわ!」・・・・って!
こ、この2人は・・・・。


2人を見送ったあとで荷物を解いていると、赤いスクーターにツーリングジャケット&フルフェイスというジモピー独特のやな感じのヤツが割り込んできた。

皆が目を合わさないようにしていると、その空気に耐えられなくなったジモピーは「只今到着!」と声を上げた。

ヤバイヤバイ・・・絶対に目を合わせてはいけない・・・みんな!荷物を抱えて逃げよう!・・・あれ?・・・しんむらさん?


いくら隣の市だからって!(近場で申し訳ないのは重々承知していますが)

確かにフェロー倶楽部だし、バイク好きなら所有の有無は関係ないし。

ってか、いちさん有るじゃん!?・・・・あっ、さては降りたな?・・・あっ、さては壊したな・・・!?


エンジンガードの装着率が異様に高い我がいちさん倶楽部。

やはり運転技術向上の意識が高い集団です。

ここに居る仲間と一緒に峠を走っても全く不安感がないのは何故か?

互いの技術を信頼できている現れなんだと今日も実感しました。

狭い峠の登りで270度コーナーに次々と入っていける様を見ながらそう思いましたよ。

信頼できる仲間と一緒って楽しい♪


もずく(ワンコの名前)も震えながらお出迎え。
どうもゴツい出で立ちの男どもが苦手のようで・・・・。


そうこうしているうちに買い出し隊の2名が任務完了!
BMWのBOX一杯に買い出してきてくれました!
元気だねぇ・・・・>しろしさん、かあるさん


部屋は201〜203の3部屋を利用。
最初は10名の予定だったのだがそのまま使わせてくれました。
感謝!

2階よりもずくのおうちを望む。


17時

夕食が18時半との事なので、それまで徒歩10分の温泉まで歩く。
ここはスキー場の斜面に位置しているので宿からの登り坂はちょっとキツイ。


大人600円のところ宿が割引券をくれて500円でOKだった。
露天あり、サウナあり、ジャグジーありで結構気持ちよく浸かれたのでした。


暮れなずむ気温はもう15℃に迫る時期らしい。
少なくともTシャツ・短パンで出歩くのはやめた方がよさそうだ。
宿前の大きく旋回するヘアピンカーブが美しい。


山間特有の夕映えはレンズを通すと本当に綺麗だ。
肉眼では感じない燈と藍が鮮やかに浮かび上がる。


温泉浸かって、もう喉がカラカラ!
早くビールが飲みたい!飲みたい!飲みたい!


え?部屋の鍵が何だって?
ビールが取りに行けないって?

も〜!ワイン飲んじゃえ!


ありゃ?痩せた?
温泉浸かりすぎ?


鍵締めたのはまっちゃんだったか!?
ともかくビール!ビール・・・・・!


温泉から帰ってきて集合の図!


疲れもあって、一気に回りますなぁ・・・・。


この時点で殆ど疲れてない人が約一名。
さすがに来年は中部から離れてあげますかね・・・・。


毎度助かってます!あかさかさん!からの小包には、あたしの氏名に矢印がしてあって、
(この人)「バイクで10/10宿泊53才です」と書いてある!?

何が目的なんだか・・・・(だいたい歳違うし・・・)


18時半

待ちに待った夕食だぁ!
それでは例によって勝手に見てもらいましょうかね!
どうぞ!(↓)








一人3千円くらいの盛りで!ってお願いしておいたんだけど、2千円で見事にやってくれました。
感謝!











きちさんはお初なんだけど、実はあたしより先輩。
絶頂期の2000年を知っている数少ない古参だったのです!


まっちゃんはいつもニコニコしていて癒されますなぁ・・・・


何よ!?


そう言えば、かあるさんがソニーのアクションカムを装備していた。
あれ欲しかったんだよなぁ!
ちょっと高くて手がでなかったんだけど、かあるさんに貰った動画を見て感動!
自転車用にケイデンス表示も可能なのかな?
もしそうなら思い切って買っちゃおうっと!


もっちんさんに「お初ですよね!」って言ったら「F練でクルクルの会一緒にやってたじゃん!」って怒られた。

帰宅後に調べてみたら2002年2月〜3月にかけて一緒にクルクルしてたわ!
すみませんでした!

しかしクルクルももう13年も前になるのかぁ・・・・。








意味が解らん・・・・そんな奴には・・・・


女将の襟足攻撃じゃ!・・・・参ったか!


この2人だけにしておくと、きっと誰も近づかないよな・・・・。





さて、2次会の始まり始まり!








この日、関東組は約10時間の走行。
関西組だって5時間以上は走っているのだから結構疲れているハズ。

心地よい酔いとお腹いっぱいの料理と溜まった疲労で・・・・・。
不覚にも今年は先に落ちてしまった!(途中から記憶がない・・・)

最初に写真を撮っておいて良かった!


今日は一日お疲れ様でした!
おやすみなさい・・・・・


2015年10月11日(日) 7時半

朝食。
さすがにジジィ連中は朝が早い!


魚で一杯!
タマゴで一杯!
朴葉味噌で三杯!・・・・朴葉味噌?

この日女将に教えてもらって初めて知った料理。
朴葉に飛騨味噌とネギや椎茸などをのせて焼く、岐阜県の郷土料理との事。

そもそも・・・朴葉って何?

先ず、朴(ほお)という木がある。
モクレン科の落葉高木(こうぼく⇒高さ5m以上の木)で全国どこでもあるらしい。
その葉は大きくて芳香と殺菌作用があるので古くから食材を包んでいたそうな。
故に昔から”朴葉(ほおば)寿司”、”朴葉餅”などがあるのだそうな。
さらに朴葉は火に強いため焼く事ができるので朴葉味噌焼きのような郷土料理があったそうな。

へぇ〜・・・知らなかったよ。
うちら千葉県には”なめろう”って郷土料理があって、新鮮な鯵を叩いてネギと味噌を混ぜ込んで完成。
これだけでご飯が何杯もいける。
皿に付いたタタキが勿体ないからつい舐めてしまう事から”なめろう”という。

なんか共通するところあるなぁ〜・・・・。








予報通り昨夜から雨が降ってきた。
やっぱり合羽は必要だったか・・・。
チェックアウト時間は10時との事なのでギリギリまで様子見させてもらう事にした。

合羽を持っていない人は8人中2人。
6人に「うそ!?」と呆れられる・・・。

9時になっても時折激しく降っているので女将に「近くにホームセンターありますか?タクシーで行けますか?」と尋ねると「車で10分くらいのところにある。タクシーなんて勿体ないから乗せていってあげる」と嬉しいお言葉!

かすぺさんと2人で車に乗せてもらいホームセンターへ。
3Lしか無かったが贅沢は言ってられない。
無理やり履いて着て・・・・何とかなるべぇ・・・・感謝!


10時

雨は何とか降らずに保っている。
出発にあたって記念撮影用にいちさんを並べる。
いちさんを・・・いや、バイクを・・・か。





表題の写真は女将が撮ってくれたもの。

シャッターを押してあげようとわざわざ待っていてくれたのだった。(左端奥)

いろいろと心尽くしが嬉しいお宿である。

出発。
ここでしんむらさんが帰路へ。
毎年恒例化しつつあるPV用動画を撮るべく一足先に出発。
5分後に出発すると、すぐ近くの歩道橋から撮影してくれていた。

R41からまたちょっとヤバそうな県90に入る。
も〜!またかあるさんったらぁ〜!・・・って思ったのだが、帰宅後に調べてみたらナビがちゃんとこの道を指していた・・・・ごめん!

県90から東海北陸自動車道に乗る。
長いトンネルの途中にPAがある珍しいトンネルなのだが、飛騨トンネルと言って、全長10,710mとその長さは日本で3位、世界で12位の長さらしい。

んじゃ、国内2位と1位は?と調べてみた。
2位は関越トンネルで飛騨トンネルよりわずかに342m長い11,055mらしい。

驚いた事に1位は首都高だそうで、山手トンネルという名称で「大井JCT - 高松入口間」が2015年3月7日の全線開通により全長18,200mなんだと。
この長さは世界で2位、高速道路では世界1位らしい!(出典:ウィキ)

いや、びっくり!
たしかに首都高はトンネルばっかりのイメージだけど、ちょこちょこ地上に出てるし、切れ切れの感覚だったんだけどな。


12時

白川郷出口を降りてR156を南下するとすぐに駐車渋滞に捕まる。

飛越峡合掌ラインは実質観光駐車場(せせらぎ公園駐車場)への待ち行列で塞がれているし、白川街道は実質閉鎖されているし、結局白川郷観光の駐車場用道路となっている。

鳩谷交差点から駐車場まで渋滞が続くのは有名だが、バイクは駐輪スペースが別なので、本来ここはスルーできるハズと読んできた。
しかし実際に行ってみると450mのトンネル内では対向車線を走るのは無謀すぎる事が判明。
黙って並ぶ事にする。

この間にまっちゃんさんが次の旅先に急ぐ関係でさよなら。(お疲れっした!)

でもまぁ、トンネル入り口から駐車場入り口まで並ぶ事約20分。
駐車場入り口からはヨツワとは別行動できるので反対車線を通過してすぐに駐輪できた。
係り員も心得たもので、バイクを見るとすぐに誘導してくれた。


無事到着。

ヨツワは満車状態だが、駐輪スペースはガラガラ。
余りバイクでは訪れないのだろうか?

さて、時刻は正午で予定より1時間押している。

そこで予定を変更し、この場で区切りの解散とした。
観光には1時間以上掛かるし、昼食時間も必要なので、帰路ルートと所要時間を見ながら各個に帰路につく事としたのだった。


駐輪場と合掌集落の間には庄川という川が流れているが、そこを渡る吊り橋が「であい橋」である。
なんともおしゃれな命名ではないか♪


橋を渡った集落入り口。





すぐに神田家がお出迎え。
入館?料300円はパスだな。





実際に人が暮らしているんだから不思議な感覚だ。

過去に高知市の武市半平太旧宅や早稲田の岩倉具視邸を訪れた時も「すげ〜住んでるんだ!」って思ったものだがその感覚と一緒だ。





茅葺屋根のアップ。
苔がいい感じ!?


そして今回一番見たかった和田家へ。


なんか楽しそう♪


国の重要文化財に指定されている、まさに集落としての世界遺産を決定づけた最重要「伝統的建造物」である。


白川郷に到着する前から雨は上がっていたのだが、雨を想定して買ったばかりの合羽を着こんでいる関係で、とてもブーツを脱ぐ気がしない。
残念!





お題「みなもに映える合掌」・・・・そのまんまやっ!


事前の計画ではここ(矢印)まで行って昼食にする予定だった。
白川郷のポスター撮影をする場所だ。

シャトルバスが出ているのでやはり歩くのはちょっと無理か?
軽装ならいいかも。


観光車両は9-16時で規制されている白川街道。
そりゃ毎日これだけの観光客が訪れりゃ住人はたまったものではないわな・・・・。


車両進入禁止なのに歩道区を歩く観光客。
真面目なんだよな・・・日本人ってば。


県の指定文化財である明善寺の鐘楼(しょうろう)門。
梵鐘(ぼんしょう)が見える。


高地では早くも紅葉が始まっている。


えっ?・・・・意味が解らん・・・・。
でも合掌造りの喫茶店でお茶したい気もする・・・・。


駐輪場に向かって橋を渡る。


橋の端から望む駐輪場!





駐輪場から橋を望む。


13時

思ったより時間を要しなかったな・・・・。
でもどうせ長い帰路なのだから昼食は休憩を兼ねて摂りましょう!
って事でナビが壊れたあたしをナビを持ってないかすぺさんが引っ張ってくれる。


選んだのは、
・東海北陸自動車道を岐阜県美濃市まで南下して美濃関JCTから東海環状自動車道へ。
・東海環状自動車道を岐阜県土岐市から中央高速へ。
・中央高速を長野県諏訪市経由で首都高へ。
の約560km、8時間コース。

R158で高山市から松本へ抜ける選択(緑のライン)もあったが、こちらとの時間差である”1時間”は一般道渋滞により逆転すると考え高速を選択。


13時半

50km先のひるがの高原SAで昼食。


ここで雨がポツポツ降ってきた。
朝方買った合羽がようやく役に立つ。

しっかし、
・バイクの色と製造が一緒。(銀エンジン:1年違い)
・ヘルメットが一緒。(あたしが真似した)
・2人して合羽忘れて買い出し行った。
・そもそも同い年
・一緒に帰ってるし・・・
どこまで仲良しなのよ・・・・♪

ここから100km、美濃関JCTから東海環状自動車道へ入った最初の美濃加茂SAで給油。


17時

そして美濃加茂SAから170km先の諏訪SAで再び給油。

ここまで約300km、弾丸のように走ってきた。
前半戦は130km/h程度で「ん〜・・・ちょっと風圧がぁ・・・」などと言っていたのに、後半戦になると150km/hが普通・・・。
しかも日が落ちた中央高速には「明かりが無い!」

あのひとこんなに飛ばす人だっけ・・・・どした?>かすぺさん


18時

諏訪SAから100kmの地点の初狩PAで最後の休憩。

ここでかすぺさんとお別れ。


いや〜すっかり暗いっす・・・・。
ここまで先導ありがとうございました!


夜専用のメガネ持ってきてよかった!
テールレンズがまぶしくて前が視認できないのよね。 ここから150km先の我が家へ。
2時間半ってとこか・・・・。

夜のおかげなのか?
3連休の中日だからなのか?
中央高速の出口も首都高も全く渋滞が無い!ガラガラ!?ビックリ!!

20時半

無事帰宅。




皆さん大変お疲れ様でした!
この記録を書いている時点で全員の帰還報告を受けました。
今年もまた無事幹事の仕事を全うする事ができて良かったです。
帰りは関西組も雨にやられたのかな?
やっぱツーリングに合羽は必須ですな!!

また来年もお会いしましょう!
ありがとうございました!

総走行距離:988km
燃料消費量:81.19L
燃料消費率:12.16km/L

ゲッ!稀にみる燃費の悪さ!
いや、原因は判っちょる!
そりゃ高速であんな連続走行したらそうだろうよ・・・・



おしまい!



そうそう・・・ナビが壊れた件。
以前から電源の調子が悪かったのは把握していた。
しかし何も本番で死ななくたって・・・・。

早速帰宅後にバラしてみる。

予測通り、経年によるハンダ剥離だった。

部品代は100円。
何でこんなもんで新しく買い直させるんだろう?
相変わらずのメーカー様ぶりには恐れ入るよ・・・・。

とは言え、最近の短小型化は困ったものだよ・・・。
見えやしねぇ・・・・。

途切れなくなったし、充電もできるようになったが、
・タッチパネルの感度が下がっている。
・電池がアウトのようだ。
・大体が小さくて指が・・・・
からもう買い直すべきか・・・・迷い中・・・・

本当におしまい!