|
左腕が痛くてキーボードが打てない・・・・・・。
２回目の後、バイク屋さんにてハウツーのＤＶＤを見る。
・フロントアップはフロント荷重という訳ではなくて、ステップ上でヒザで屈伸をするだけみたい。
・やっぱりクラッチは半クラで接続。
・それからフロントは「上げる」のではなく「上からポトンと落とす」
これだ！
その為にはちゃんとフロントアップできる事が肝心だな・・・・。
２００９年２月５日（木）
ヒザを入れた屈伸からアクセルをチョコンと開けると面白いように上がる。
まだクラッチは使ってないが、平地でその繰り返し！
「これだけなんだ！」と感覚を掴んだ。
前回は普通に越えられた丸太に「上からポトン」を意識しながら近づく。
クラッチを意識してポン！と上げる。
上がった！・・・・・で、ポトンと・・・・あれ！？丸太が無い！
次の瞬間、地面に叩きつけられていた・・・・。
クラッチとフロントアップにばかり気が行っていて、肝心の丸太を見ていなかったのだ。
フロントが落ちた場所は丸太の前。
もうバイクに逃げ道が無い・・・・・で、そのまま丸太に刺さったバイクを越えて体が地面にもんどり打ったのだった。
胸を守る様に固めた腕が落ちた場所は小石を固めたブロック・・・・・痛みで声が出ない。
さっき買ったばかりの防寒ヤッケに穴が開いてしまい！（泣）その下の左前腕が青く腫れてきた・・・・。
休憩にして考えてみる。
確かにＤＶＤ見ながら納得の隙間に小さな疑問がよぎったのよね。
（ポイントにポトンやるには）そこで上げるんだ！・・・ってどうやって判るんだろう・・・？・・・・って。
「それね・・・・・難易度高いよ！」と師匠。
「ええ〜っ！？だってハウツーの１ｓｔだったよ？」
「だって確実にこそに落とせるってすごいと思わない？」
「・・・・・そ、そうなんだよねぇ・・・・」
左腕が痺れて動かない。今回の目標は間違っていたようだ・・・・。
あれ？じゃぁ、今日は何をやればいいんだろう・・・・真っ白になる・・・・・。
Ｑ：最終的な目標は何だ？
Ａ：高い障害物をポンと飛んでクリアできたら面白そうだ！
Ｑ：その為には何が必要だ？
Ａ：安定したバランスと確実に目的の場所でフロントアップが普通に出来る事。
Ｑ：その為には？
Ａ：クラッチワークが普通に出来ないとダメだ。
Ｑ：その後は？
Ａ：後輪の処理だが、まだそこまでは考えられない。先ずはクラッチとフロントアップへの恐怖を克服する事か？
前回目標にした「後輪の為の抜重＆２度吹かし」などまだ先の事だったんだな。
という訳で、前回越えられた丸太はまだ無理だったと判断して、もっと低い＝平地ｏｒ小石を目標にしてヒザ入れとクラッチの練習に専念する。
ジムカーナ（コーススラローム）でクラッチを使わないトルク走法が、ここへきて裏目に出ている。
必要ないどころか、半クラが難しくて出来ない・・・・どころか、クラッチに掛けるべく指を伸ばしているだけで筋が張ってくる。
失敗した時の恐怖とクラッチ操作が出来ないイラつきに、ダラダラと走ってしまう・・・。
だめだ・・・・根本から見直しだ・・・・・。
もう一回整理しよう。
・乗車のまま上下左右のバランスが取れる事。
・ヒザで抜重できる事。
・クラッチとアクセルでフロントアップ出来る事
・リアブレーキとクラッチでその制御が出来る事。
これらが出来て初めて障害物うんぬん・・・なのではないだろうか？
確かに師匠が言う「そんなのやりながら覚えればいいんだよ」は正解かもしれないが、２回目で丸太が越えられたのは、知識も理屈もなく「エイ！」で出来た成果だと思う。
そしてそのスタイルは高さ３０ｃｍが限界なのではないか？
今後においてそれ以上に挑戦しようと思ったら、やっぱりセオリーである上記がキッチリ出来ていないと進めないのではないか？・・・・こう思うのだ。
一言で言うと「やりながら覚える」事がこなせる以前の基礎テクニックが不足しているのではないか？
体も理屈も基礎が出来ていないのだから、今の練習は丸太よりも、
・平地でクラッチとリアブレーキを使って静止出来るようになる。
・ヒザを入れてクラッチとアクセルでポンとフロントアップ出来るようになる。
・その直進距離を短くする為に、フロントアップ後のクラッチとリアブレーキが使えるようになる。
・左右のバランス＝ステアのフルロック状態で斜面で反転出来るようになる。
が練習メニューになるのかな？
もちろん時々丸太越えで感触を確かめながら。
（これでもまだリアの処理は放ったらかしだし・・・・）
う〜ん・・・・やっぱり奥が深いぞ！
もう格好いいジャンプの妄想など意識から消え去り、砂を噛むような基礎練習が必要なんだと初めて実感した。
やっぱスポーツは鍛錬なんだよ・・・・どんな世界でも・・・。
やっと真面目に地道に取り組もうと気が付いた日でした。
ＰＳ：
う、腕が・・・・。
（おしまい）