ビデオカメラスタンドの製作



話は2002/7/20の「椿ライン朝練」に戻る。
当日デジカメでよたろー師匠を撮った後での会話。

がめら「コースが把握できてないなぁ〜・・・・どっかにコース図売ってないかしらん?」
四輪時代に筑波サーキットでの練習時に、各コーナーでのギヤとトレースラインをコース図に書き込んで部屋に張っておき、常にイメージトレーニングをしてから望んでいた記憶が蘇ってくる。
(1枚千円で売ったら儲かる気もするな・・・・)

kamiさん「ビデオに撮っておくと後で確認できますよね!
がめら「あっ!それいい!
師匠「お金持ちはCCDカメラ付けてやってるよね!」
kamiさん「でも普通の人は持ってないですもんね」
がめら「(ビ、ビデオ撮りたい!・・・・)



それから例によってHPでデータ収集開始。
先ず、小型CCDカメラをヤフオクで探す。
確かにあった・・・・・しかし1万円もする・・・・。

もうこの時点で諦めムードです。しかも、
あれ?でもどうやって録画するの?
あっ!ビデオカメラ後ろに積んで繋げればいいんだ!
所有するビデオカメラはちょっと前に大奮発して買ったビクターのデジタルビデオカメラ。
え〜と、アナログ入力端子は・・・・無いじゃん!
なんと入力端子が一切ない・・・・。
ダメだ〜・・入力端子付きの小型録画装置も買わなければCCDを買っても仕方が無いじゃん・・・。

よっしゃ!だったら家庭用のビデオデッキ後ろに積んだる!
の案は、シートからはみ出すサイズにより断念!
しかも12Vコンバーターが5千円近くもする・・・・。

やめたやめた!そんなお金ない!
泣きが入った状態で再びHPサーフ開始!(趣味なの!)

すると、あるHPで、タンクに直接ビデオカメラを貼り付けて撮影している紹介ページを発見した。
しかし、前傾タイプのカウル付きならではの工作のようだった。
その成果物で撮ったMPEGを恨めしげに見ながらCBのふくよかなボディラインを思い描く。
「ウィンカー近辺に積めないかなぁ・・・」

早速ビデオカメラを持ち出してウィンカーの上に乗っけてみる。
ダメだ〜・・・・安定のしようがない・・・・。
それに結構重たいから安易なテープや縛り方では危ないなぁ・・・。

失意のもと、再び例の羨ましいHPを眺める。
するとカメラの固定方法は雲台を使っている事に気がついた。
「あ!やっぱりな!やっぱ雲台使わないと安定しないよな!」
なんか現実が自分の知識と合ってきた事に自信を持ってきた。
でも悩む事2日・・・。

そういえば・・・・確か昔に一眼レフ買った時にオマケで付いて来た三脚があったような気がする・・・・。
早速、押入れを引っ繰り返して見ると・・・あったあった!
収縮時30cmにも満たないKENKOの三脚(KT−700)が!
どうせ使ってないんだからこれでいっちょ工作してみっか!!



【作戦開始!】

第二の人生に向かって・・・
先ずは三脚をバラバラにしてみる。
全てをバラした状態でジーっと各部位を観察する。
ちっこいクセに実によく出来ている!さすがケンコー。

雲台はポリ製だけど実用的だ。
度重なる振動には弱そうなのだが、補強する案が見つからない。
最終的にはすべての関節を接着剤で埋めて固定してしまうのがベストのようだ。
だがそれまではフレキシブルである事が必須の為、手付かずとしておく。

合計10本のアルミ筒のうち中心の1本はそのまま雲台に接続する。
先ずはこの状態でウィンカー近くの配置を検討する。
ライトステー脇にブスッと差してみる。
おっ!いいかも!
そのままウィンカーの上に乗っけられる。固定方法はまだ未定。

部屋に戻り、固定の方法を思案する。
それから3日・・・・まだ思案している・・・。

仮組してみる
三脚と開いた時のストッパーステーを眺めていた時、
「そうか!中心のパイプだけで固定する事を考えるのではなく、このうちの一脚もしくは二脚を使って、お互いに支え合えばいいんじゃん?

早速、三脚を支えているポリ製台から三脚を剥がしに掛かる。
カシメてある部分なので、ここを壊したらもう元には戻せない。
いよいよ三脚としての役割を終えて工作部材としてスタートする事になった。

剥ぎ取った一脚を雲台から伸びた中心パイプに繋げる。
ちょうどフレキシブルにコの字になった状態。
これを持って再びCBのもとへ。
いろいろと合わせて見る事1時間。
一脚はハンドルとメーターの間に平行に渡せば良い事が判った。

実は上下と左右の振動に対する予防の為に「2脚必要かなぁ・・・」とも思ったのだが、三脚ゆえにその角度は120度。とても合致する場所はない。

しかし、ウィンカーとハンドルの角度は前後の位置もあって約70度。
これでシッカリと固定できれば、上下左右の問題はクリア出来そうである。

次にバイク本体への固定の前に関節同士の固定だが、これは三脚で使っていたストッパーを使う事にした。
パイプとパイプを固定する為にあるストッパーの構造は、ポリ製の爪の上にピンで固定したレバーを配置する。
レバーは上向きの時と倒した時の固定位置から下の部分に厚み差を作っておく。
そして、そのレバーを倒す事によって、テコの原理で爪がパイプに押し付けられ、その摩擦で固定されるというものだ。

だから何十キロという荷重を掛けてはいけない。
その意味ではパイプを垂直ではなく水平に固定する事から始めた考え方は正しかった!
パチン!と固定するだけ!これは後々の微調整が楽なハズだ!


【さ〜て、どうやって固定すっかなぁ・・】

問題はどうやってバイクに固定するか!?だ。
今度はCBの顔回りをジ〜っと観察する。
購入以来こんなに見つめた事はない!ってくらい観察する。

30分も観察していると・・・・おっ!見えてきた見えてきた・・・。

先ず、中心パイプの先端は自作ステーでライトケース奥のメーターケース固定用左側ボルトに共締め出来そうだ!
真中付近はライトステーに緩衝材を貼り付けて乗せ、さらに雲台側はウィンカーに緩衝材を張って乗せる事が出来そうだ。
そして乗せただけのパイプをウィンカーステーに太目のロックタイで固定すればいいんじゃない!?

一脚の取り付け
次に、一脚の先端は自作ステーでハンドルに固定出来るからいいとして、
真中はこれも自作ステーでフロントフォーク固定ボルトに共締め出来そうだ!
反対側はストッパーステーで中心パイプに繋がっているからそのままでよし!

どうやらここへ来てやっと現実味が出てきたようだ・・・・!?

そうするとステーは全部で3個作る必要がある訳だ。
早速デイショップに行ってお買い物。

20cmのステー2本とボルト&ナット10個と緩衝用パットを買ってくる。
その時になって思い出したM6のボルト1本も追加。
雲台固定レバーが長すぎて突っかえてしまうので代替ボルトが必要なのだ。
サビ防止を考慮し全てステンレス製にする。
合計1000円

先ずは一番簡単に固定出来る部位から。
工作は経験がモノをいう世界なので簡単確実なモノから作っていって経験値を高めていくのだ!?
当然ハンドル固定部分でしょ!
パイプにステーを絡めてRを作りボルト位置を出してからドリルで穴あけを行い終了!
・・・・ってそんな簡単には行かないって・・・・。

引っ叩いたり挟んだりネジったり踏んづけたり・・・・。
CBに合わせてはその繰り返しで、もう汗だくの1時間
それでやっと1個・・・才能ないかなぁ・・・・。

続いて中間部分。
同様に格闘30分。ちょっとはコツが判ってきたか・・・?

その2つを持って早速取り付けへ。
結構ガッチリ固定されている!
もともとパイプ径が20mmあるので全体的にシッカリした固定になるみたいだ。

この時点でパイプを一度取り外し、最終的に必要な長さを把握したら初めてカットする。
最初にカットしちゃうと足りなくなったらお終いだからね!

続けてメインパイプの取り付け
次にメインのパイプの固定作業に入る。

先ず、ヘッドライトとライトケースも外す。
メーターケース固定ボルトを確認したらステー作成開始!
格闘わずか10分!成長したのぅ・・・もう終わりだけど・・・。

自作ステーを共締めした後、一脚から伸びた関節を最適の角度になる様に位置調整しながらステー終端のパイプの長さを確認する。

パイプカット(!)した後に取り付け。
こちらは一点固定だけなの雲台側はグラグラしたままだ。
とは言ってもすでに一脚で固定しているので、ほんの僅かのグラつきだけだ。

ライトケースにライトが入らない!
ケース内の配線って多くない?
いつも奮闘してしまう。
今回はライトケースまで外しちゃったから光軸がデタラメになっているハズ!
今度ちゃんと調整しなきゃなぁ・・・。

ロックタイで終了!
最後にメインのパイプをロックタイで固定する。

ウィンカーステーはプラスチックなのでステーでの固定は避けた訳。
まぁ、これで様子みてグラつくようならまた考えましょ!

当然ウィンカーと雲台の接点には緩衝材をお忘れなく!

なかなかのデキだ!(と思う・・・)
しゅう〜りょ〜!!!!

ココまでの作業時間、約6時間。
思案時間を含めると1週間って処ですか。

早速雲台を付けてみた!
しっかし、普段は雲台は外して乗るつもりだけど、パイプはもう固定しちゃったから取り外せないし、いや、外せるけど面倒臭いし・・・

知らない人が見たら何だと思うだろうなぁ・・・・。

こんな事して意味があったのだろうか・・・などと作業が終わってから思っちゃったりして・・・。

実際にビデオカメラを載せて見る。
う〜ん・・・いい感じ!

とは行かずグラッと傾いた!
あっ!そうか!雲台レバーがじゃまだから外していたんだ!
と買ってきた6Mのボルトを差し込むと・・・・サイズ違うじゃん・・・。

最後の最後でミス発覚!
レバーの太さだけを頼りに思い出して買ったのでその太さである6Mのボルトを買ってしまった・・・M5じゃん!。
明日買ってこよう・・・・。

それと万一の事を考えて、カメラのグリップ部分からワイヤーか何か通して落下防止に備えた方がいいな!
その場合でも「タンクにガン!」とか当りたくないから前方にぶら下るように工夫する必要があるな!

しばらくは撮影が面白くってこのまま乗り続けると思うのだけど、きっと飽きると思うのよね!
その時は外しちゃいましょう・・・・。

でもF練と椿ラインと、9/7の全国ミーティングで走る乗鞍スカイラインの様子だけは絶対に撮影するぞ〜!!

早速明日は撮影テストだぁ〜!
(夏休みだから出来るこの暇さ加減!)

【撮影開始!】

ロックタイで終了!
翌日、M5のボルトを買いに行く。
同時に落下防止用の何かを漁りに行く。
何が良いかと物色した結果、1cm幅のマジックテープを発見!
ちょうとカメラのベルト通しにピッタリだったのでこれに決定!
合計400円。

カメラを雲台に取り付けてから雲台をマウントする。
雲台の取り付けネジがウィンカーに当る。
あれ?昨日は気が付かなかったのに・・・あ!雲台が逆だったんだ!
これも替わりのボルトが必要だな。

(←)マジックテープのベルトを4箇所に通して万一に備える。

早速撮影開始!
コーナーを2つ曲がった処で早くも問題に気付く?
カメラが前後にガックンガックンしているのだ!
周波の高い微振動ではなく路面に合わせてガクンガクンと振るえる。
「こりゃ〜見た時に酔うな!」

っつ〜より、そのうち雲台の首が折れるな!

バイクと自作スタンドの結合は事前の振動防止策の成果もあってガッチリと固定されている。

その意味では大成功だったのだが、今度は雲台とカメラの関係が余りにも軟弱である事が露呈してしまったのだった!

【第一弾・・・失敗!】

とにかくそのまま1時間程走り続けてデータを取る。
フル加速/急停止/左右のローリングに段差にマンホールに白線に・・・・・。
早々に持ち帰ってチェ〜ック!!

問題点がポロポロ出てくる・・・。

首振り人形になってる図
(1.47MB 重くてゴメンなさい!)
やはり前後の揺れが大きく画像が揺れている。原因はズバリ!路面を拾う事。
バイクって結構、振動しているもんだなぁ〜・・・。
ギャップもそうだが、コーナーのスリップ防止用段差が特に激しい!
もう画面グチャグチャ(^_^;

しかし対策方法はもう頭にある。
中断せずにガマンして走っていた甲斐あってフト気がついた。
カメラとの間に緩衝材を置いて上部をアルミ等で抑えるカバーを作る。
それをミラーに共締めすれば大分良くなるのではないか?・・・と。
のっぺりとした天板を1点又は2点で支える事になるのは容易に想像出来るので、振動でたわまない厚さが必要。
アルミなら1mmは必要か?(加工が面倒そうだなぁ・・・)
これは材料探しから始めよう!

次に画像が暗い!何でや?
フォーカスをマニュアルモードで無限に設定したのだが、焦点が常に明るい空を指しているのか?道路が真っ黒で殆ど見えない!
まてよ・・・・、時々パッと明るくなるなぁ・・・。
もしかして完全に空が隠れた時に近くに焦点が合って色調節が起きているのか?
もう一度その再現性をじっくりと見る必要があるな。

次に風切り音!
ボワーボワーと風切り音がすごくてエンジン音は微かにしか聞こえない。
マイクにスポンジ張ればいいかな?

最後にレンズの虫!
ビデオのレンズが裸なので虫が当って見えなくなる!
でもそんな事よりもっと重大な問題に気がついた!
レンズに石が当ったら終わりジャン!!
(試写した後だけにちょっと青くなった)

すぐにレンズカバーについて調査。
専用アダプタを買えば58mmのフィルターが使用出来る事が判明。
アダプタは専用なだけに注文しなければ無いだろう。
しかしフィルターはヤフオクでMCかスカイライトあたりを物色開始。

撮影中は運転しているから画像が無い!
よし!キャプチャーボードで取り込んでみっか!
DV―DVは高価なのでDV―NTSCにしようか思案中!

【再び工作開始!】

たぶん建築資材・・・
今日も今日とてDAY通い・・・・。(好きなんだなぁ・・・これが・・・)
先ず、雲台用ボルトW1/4確保!120円。
次!天板用アルミ板1.5mm確保!(う〜ん・・・工作辛そう・・・)

店内を当ても無くウロウロしていると・・・・。
なんかいいぞ!これ!(→)
たぶん建築資材で柱を補強するパーツだと思う・・・・。

ビデオカメラにカパッって付かないかなぁ?
(もう手抜きを考えてる!)

まぁいいや、250円だから買ってみよう。

それと大きめの緩衝材。固めのスポンジが480円
そうだ!昨日のマジックテープが気に入ったから、もう少し太目のマジックテープも買って本体にグルッと巻く様に使ってみよう!

合計2110円

才能だな!?
で、さっそく訳のわからん建築資材をビデオカメラに合わせてみる。

こ、これは!ピッタシじゃん!
緩衝材を張ったらまさにあつらえ品じゃぁ〜!!
まぁ、才能の一部ってとこか?(何の?)

さ〜て、どうやって固定するかなぁ〜・・・再び思案中・・・。

UVとは贅沢な!
なんてうちにヤフオクで58mmのフィルターGET!(→)

値段の面からMC(ただのガラス)でよかったんだけど、UV(紫外線カット)をGETしてしまった!

まぁ、ちっとは綺麗に写るかな?
まだアダプターが無い(発注済)ので装着出来ないが。
中古で1150円
でも意図的に「切手支払い可」を狙ったので実質0円だもんね!(何故って要らない記念切手がいっぱいあるのよ)

建築金具との合体!
さて次の土曜日。
先ず、スチールの建築金具を曲げられるか?
これは万力にキチンと挟んで丁寧に力を加えてやればピタリと揃った。
2本の溝はきっと最初からそうなるように逃げ加工してあるのだろう。

次に建築金具とアルミ板を合体させて固定用部材を作る。
何度も合わせながらマジックで印を付け加工しては合わせ・・・・。
微妙な角度の曲げなども万力とプライヤーで仕上げられる。
1.5mm厚のアルミ板は意外と切断・曲げに優れ、1時間程で(→)のように出来上がった。

本当は右サイドにもネジ止め用の足を出したかったのだけど、ちょっと工作に手間が掛かるので断念!
必要であれば新たにステーを作ってボルトで締めてしまおう!

上部ステーはミラーに共締め
値段シール付いたままだし・・・


位置合わせが完了したら、ミラー共締め用の穴を開けて取り付けてみる。
その後、全体にヤスリを掛けてバリ取りを行う。
より細かなバリ取りは部屋に持ち込んでリュータでやっちゃうもんね〜。
(やたらに新しい工具を使ってみたい年頃・・・・?)

これで前部をマジックバンドみたいなもので固定すればOKだと思うな。
これで雲台から上のカメラだけが勝手に前後に振れる現象完全に排除できたハズだ!

天板の緩衝材張りと同時にマイク用のスポンジも制作した。
枠を残した5mm厚の硬質スポンジの薄皮一枚だけを残して4.5mmを切除する。
スリルある工作!?
カパッと被せてみる。う〜ん、いいんじゃない?

早速、明日はテスト第二段だぁ〜!

【第ニ弾・・・ほとんど成功!?】

テスト当日。
カメラを雲台にセットする。
次に左ミラーを外して天板を挟んでミラーを元に戻す。
前回の光の加減もあって、ライトと同じ方向を向けた。
つまり、見た目にはかなり下向きにしてみた。
(速度感出るかもの意味も込めて!)
カメラと天板をマジックベルトできつく固定する。
ミラーのネジをキュッと締めて固定する。
この時点で落下防止用のマジックテープが不要になってしまった!

殆どブレなくなった!
(1.48MB 重くてゴメンなさい!)
スタート!
例によってコーナー2つめで判った!
か、完璧だ・・・・!!

雲台以降のカメラぶれが全く無くなった!
車体の振動にのみ反応している。

少なくとも走行中での問題点は見つからない!

テストコース(普通の道だけど!)を2往復してから20分ほどで早々に帰る。
早速再生してみる・・・・・あれ・・・・地面しか見えない・・・・。

しまった!下向けすぎた!

ここで欠点が露呈!
上から蓋被せて固定しちやうもんだからモニタ出来ないのよね!
これは経験だな・・・・じゃなくて雲台にケガキして角度を決定しておかなければ!
後の調整段階での案件その1だ!

前回の問題点4点を復習してみる。

・雲台以降のぶれ----完璧に無くなっている。
・画像が暗い-------これは下を向けた為(?)か問題なしだ。でもこの角度を正常に変えたらまた起こるかもしれないのでペンディング(棚上げ)!
・風きり音---------前よりも大分良い!だが、速度を上げるとやっぱりボーボーとうるさくなる。なんかノウハウがあるのだろうか?要研究?
・レンズ保護-------来週にアダプターを買いに行くので今回もドキドキだった。

しかし、これに加えて問題がさらに増えた。
天板の一部がクラッチ操作の左手に当ってしまう。
しかしこれはその部分をカットする事で解決なハズだ!

次回は上記を個々に解決していった後に、
1:正しい角度の設置
2:それに伴う明るさの検証
3:風きり音の追求

を検証しよう。

本番当日
【ぎりぎり大成功!!】

乗鞍に乗り込む1週間前!
ついに完成!

早速テスト。
走っちゃぁ〜設定、走っちゃぁ〜設定の繰り返し。
その結果。

ビデオカメラの設定項目
・フォーカス:無限固定
・明るさ:最大(+6)固定
・ZOOM:ワイド一杯
で良さそうだ。

音はやっぱり全然ダメ!
ボワ〜ボワ〜っと聞くに堪えない。
何か良い方法があるハズなんだが・・・・。
とりあえず、もっと分厚いスポンジで対処してみよう。

スチール部分はもう錆び始めていたのでペイントする。
サビ止めの為のスプレー缶は持っていた茶色!(他にないんか!?)

DVキャプチャボードを手に入れました。(まだ未着)
ヤフオクで1620円。
あ!OSが対応していないんだった!仕方が無い。早めにバージョンアップせねば!

以降は撮影記録話になります。




今回の制作で掛かった費用
ビデオカメラ0円
三脚0円
ロックタイ(LAN工事用)0円
20cmステンレスステー2本560円
緩衝用パット(小)280円
M6ボルトナット160円
M5ボルトナット160円
1cm幅マジックテープ240円
W1/4ボルトナット120円
1.5mm厚アルミ版740円
建築用?ステー250円
緩衝用パット(大)480円
2cm幅マジックテープ520円
58mmレンズフィルター(切手代替)0円
レンズアダプター1,200円
サビ止め用塗装缶スプレー0円
合計4,710円






【乗鞍岳ツーリング撮影】

乗鞍ツールリグより戻ってまいりました。
電池が2本で合計200分弱な事から、ちょくちょく電源を切っていたので、なんだかブツブツの映像になってしまいましたが、映像はかなりGOODです!
このツーリングで判った事。

1:平坦な道の撮影は道路と空の境目の高さは画面の下から3/5の位置、真ん中よりちょっと上目の位置がベスト!

2:峠のような急勾配の登りでは1:の設定では地面が近すぎて見づらい。

3:かといって上に向けると下りで道路が見えない。

という事が判りました。
従って、

1:平坦時に合わせる。
2:峠の登りはそれよりちょっと上向き
3:峠の下りはそれよりちょっと下向き

と毎回変更する必要があります。
だからだらだらと撮影せずに「この1本!」で画角を決めて撮ってしまう事が良いようです。

音は相変わらずNGです。
時速にして40km/h以上になるともうボワボワです。
この辺はAV(アダルトビ オーディオビジュアル)大好きの尾崎氏にアドバイスを貰っていますが、やはり別マイクを反対向きに差してエンジンに近づけ、さらにマイクを毛足の長いスポンジで覆わないとダメな事が判ってきました。
どっかに安くて小さいマイクないでしょうかね?

そうそう!それとツーリングではいつ雨が降ってくるか判りません。
ポツポツきてカッパ着る程でなくても機器は死ぬかもしれない事が判りました。
速度がある分だけ濡れますから。
カメラ用のカッパが必要です。
これはナイロンとゴムで自作ですね。

ともかく機材&取り付けは大成功なのでこれで一幕目は終わりです。
しかし音と画角の問題が残っていますので、良い結果が出次第報告する事にしましょう!

あっ!そうそう!それとOS窓のMEはバカな事が判りました。
せっかくボードもソフトも用意したのにOSがバカで取り込めません。
アンインストールしてSEを入れ直す予定です。

(1ヶ月空いて・・・)

という訳でしばらく無駄な時間を費やしてしまったが、SEを手に入れた。
もう此処まで来たら執念じゃ〜!
しかしSEの製品版を手に入れてしまったのでHDDをリムーバブルに変更してシステム作り直さにゃならん。
また2日程ごちゃごちゃと費やし、やっと動いたIEEE1394&VS5。(あ〜腹が立つ!)
しかし1GのCPUでもダメかね?ガタガタだよ!動きが!
何だかんだで最適設定値はやはり「カスタム」だったか。
ってな訳でデータ記録しておこうっと。

1:取り込みはDVなので強制的に音声付き。
大きさやフォーマットを色々変更してみたが、あまり変化なし。
160*120まで小さくしてもフレーム落ちは40/200程度発生する。
もしかしたらDVはヘタに小さく取り込むよりも720*480で取った方が効率良いのだろうか?だから取り込みは、
AVI:720*480(29.97f/s) DV NTSC
に決定。ただし環境設定にて音声周波数は32Kzに落とす。

2:ファイル化はどうやっても既存設定値は気に入らない。rmにすれば1/4の大きさになるのだけど画質悪すぎ!殆ど見えない!だから「カスタム」で、
MPG:240*180(29.97f/s) 音声無し:フレームベース:MPG1圧縮 に決定。

ようやく出来たよ。
んで、ACTIV MOVIEで表示してみました。
んで、NO EMBEDEしてなかったりするから、見えなかったらゴメンナサイ!
苦情頂ければダウンロード用も作りますです。

やっと終わりました。
あとは各ページに貼り付けて行きますので見て下さいね!