トリクル充電器の装備

トリクル充電とは:
二次電池の自然放電を補うために、負荷から切り離して絶えず微小電流を流しておく充電方法である。
満充電にしておいても放置しておくと電気の量が減り、イザと言う時に電気を充分に取り出せない。
鉛蓄電池は、放電が進行した状態で放置すると、サルフェーションと呼ばれる現象によって性能が著しく低下する。
そのため使用されていない鉛蓄電池をそのまま放置しておくよりも、トリクル充電を行っておく方が電池の寿命が長くなる
(性能低下を防ぐことができる)ので、高信頼性を要求される用途ではそれらを考慮した設計が行われる。
出典:フリー百科事典ウィキペディア

2008年6月28日

まぁ、オカルト的現象を目の当たりにして以来、降車時に必ずバッテリーを室内に持ち込んでいた習慣にピリオドを打った訳だ。
でも充電しないと冬を越せない事は知っているし・・・・どうしよ?・・・・って掲示板にカキコしたら「トリクル充電器がいいよ!」と教えてもらった。

さっそくライコへ。
トリクル方式の充電器はデイトナ製しか置いていなかったが、
最初からこれにしようと決めていたので即買い。

本体 9,345
接続カプラキット 2,310
車体配線キット 3,150
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合計 14,805円(税別)

しかし付属品が高いな!
便利であろう事は認めるが+5千円の追加って・・・・・。
でも2千円のロハ券が2枚も溜まっていたから、実質10,805円でした。
(どれだけライコに貢献しとるんじゃ!)

で、例によって店員さんと会話。
「雨に濡れても大丈夫なの?」
「完全防水ではないので難しいですね」
「じゃ、雨でバイクカバーがベタッって張り付いたら?」
「やっぱり避けましょうよ!」
「どうやって?」
「何かのケースに入れるか、針金で覆いを付けたいですね」
「なるほど!」



何が「なるほど!」かと言うと、プラモデルをディスプレイする為に買っておいたケースが幾つも在庫してあるのを思い出したからさ!

帰宅後、さっそく取り出してみると(→)
ちょっとデカイが、これぞ完全防水じゃ!
適所に穴を開けて蓋をシールすれば出来上がりだな!

と、ここまできて初めてマニュアルを読む。
「充電器をビニール袋で覆ったり周囲温度が高温になる場所での充電はおやめください」

う〜ん・・・なるほど・・・。
上部空間は十分に確保できたが、四方側面をドリルで穴を開けて通気となると、このケースはアクリルだから加工は難しいなぁ・・・・という訳でこの案はボツ!
百均で加工し易いタッパーでも見つけてこよう。

それから防水タイプの電源延長ケーブルも必要だな。
近くのホームセンターに聞いてみたら、5mで千円ちょっとだそうなので、そのお買い物も含めて来週だな!


まだ週半ば。
でもお買い物しちゃった!

百均で手ごろなタッパー見っけ!
これなら穴あけも簡単だ!
上がギリギリだけど、まぁ、いいでしょ。
100円也。


帰宅する途中のホームセンターに寄り道。
5mだとギリギリかもしれないので、これは余裕を持って10mを購入。

防水仕様は置いていなくて、防雨仕様だけだった。
まぁ、防滴ではなかっただけOKとするか!
(防雨=保護等級3:鉛直から60度の範囲の降雨によって有害な影響がないもの:日本工業規格C0920より)
1980円也。

このデッカいメスの部分はタッパーの中に入れてしまうので必要なかったんだけど、どうせ蓋が付いてんならってんで密封仕様にしてみよう。

蓋を切り取って、ハサミで穴を開けてみる(↓)



んでコンセントを差してみると・・・・良いんでないかい!!(→)

で、こんな感じ(↓)で取り回してみると、本体が中央に寄る事で、側壁に付かず、内部結露による障害も減って良いかも!!

後は側面の穴あけだけだな!




さぁ、日曜日!
早速穴あけ開始だ!

しっかし、玄関先でやる作業じゃねぇ〜な!こりゃ!(→)

でもなんとかうまく出来たかな。




さて、車体側の接続ケーブル配線だ。

例によって、ETCとナビを纏めたスパイラルを外します。
バラした線にトリクルの線を束ねてまた巻き直します。
2回目なのでお手のモノですがな。


そうやって引っ張り出した端子をメーターの間から出して、
さぁ、どうしよう?と思った時に付属品を思い出す。

パチンと噛むだけの固定用ステーだが、
「これでもいいっか!」と妥協に走る・・・・。
万一、外れてもそう問題でも無いし。

という訳で、
ブレーキマスタに繋がるパイプの太い処にパチン!

おぉ〜!いい感じじゃん!

しゅう〜りょ〜!


充電時はこうやって置いておけばいいだけさ!

しかしLEDのパターンだけで本当に充電しているのか?
を確かめる事が出来ない。

まぁ、後日覗いてパターンが変わっていたらOKとしよう!

インプレッションは冬!

おしまい。



2009年2月20日現在

この冬(昨年から)3回のツーリング。
でも11月中旬〜2月中旬まで3ヶ月まったく触れず。

バッチリです!!
何の不安もなくセルがフル回転してくれました。(燃料が廻るのに5秒ほどセルを回しっぱなしだった)

でもまぁ、まだ7ヶ月目のバッテリーだし、これまでの平均寿命である29ヶ月にどう影響してくるのか?は来年の夏以降か・・・・。
尤もそれ以前の「セルが回らない!」が完全解決している事を思えば、この時点でもうOK!なんだけどね!

(たぶん来年の冬に続く・・・)