ちょい手前仕様のハンドルへ
2006年3月4日
明日は
新生・富士スピードウェイをモビリオで走ってきます!
で、モビのオイル交換に出掛けたついでにライコに寄ってCBのオイルとバッテリー買ったら2千円券もらちゃった。
ラッキ〜!って思いながら店内をうろうろしてたら、ビッグ・マシンで読んで「これいいなぁ〜」って思っていたハンドル発見!
乗り始めた当初からグリップ1個分手前だったら楽そうだなぁ〜・・・・・と思いながら5年。
クランプ交換したいなぁ〜と思いながらも1万円もするので手が出なかったのよね。
だからこのハンドルの記事見つけた時は、
「そっか!クランプじゃなくてハンドル変えればいいんじゃん!」
って思った訳。
その理由:
1:手前10mm高さ10mmアップでクランプ変更と変わらず。
2:ケーブル交換の必要無し。
3:車種専用に加工(穴開け)済み。
4:こっちの方が安い。5千円。
5:しかもメチャメチャ軽い!
決まりじゃん!
この穴を覗いてちょっと思案。
あれ?
確か純正はネジが切ってあったよなぁ・・・。
もう一度記事を読み直す。
細部まで読み直す。
「ハンドルにネジ込むタイプの純正バーエンドは使えません」
なんだとぉ〜!!
バーエンドウェイトも必要なのかよ!
最初に言えよ!!(言ってるか?)
4千円の追加で結局1万円の投資じゃん。
しかも軽いハンドルに交換しても重いオモリをわざわざ買って付けるのって矛盾してないか?
なんか損した気分だな。
まぁ、HPネタにはなるけど・・・。
このパイプただの真鍮だしさ。
旋盤とボール盤があれば10分で加工出来るな。
4千円って・・・なんか損した気分。
ところでこれ、どうやって付けるの?
いろいろ弄ってやっと判った。
六角を締めるとこのナットがゴムを潰して変形させるのね。
それでバー内部にベタッって張り付かせる訳か。
だったらゴムが綺麗に変形出来る様に、ナット側とシャフト側の両方にワッシャーを噛ましとくか。
なんだかんだ言いながらも・・・・さぁて、今週末にでも取り付けてみますか。
2006年3月18日
早速バラシに入ります。
例によってスロットルワイヤーが面倒なのですが、今回はハンドルを外すので、そのままスポッと抜いてスロットルだけにしてから作業したので幾分楽でしたよ。
左グリップはマイナスドライバーを突っ込んで隙間から脱脂スプレーを吹くだけで簡単に剥がれました。
その状態でハンドル全部を一度脱脂してからグリップを接着します。
接着剤は金属&ゴムが可能なボンドであれば何でも構わないみたい。
逆の手順で組み上げ、最後にハンドル固定。
クランプは上下があるので注意!
ポンチマークを上にしてから、先ず上部2箇所をガッチリと固定します。
すると下に隙間が出来ますが、仕様でこうなっているので正解です。
上部を基準にしたその隙間でハンドルを締め付ける訳です。
決してセオリーである4点締めをしない様にする事が肝心。
【インプレッション】
結論から言うと落第です!
先ず、ポジションですが、すごく楽になりました。
手前10mm高さ10mmアップだけでこれだけ楽になるとは。
とてもゆったりと姿勢が取れて小回りも問題ありません。
と、ここまでは100点でした。
ところが・・・・。
振動が出るんですよ。
今まで感じた事も意識した事もなかった振動が。
3300rpmあたりから上の全域で細かい振動が出てとても気持ち悪い!
特に6000rpm付近はブルブルです。
たまらずにライコに走ります。
「・・・・こういう訳なんだけど・・・」
実際にエンジンを掛けて親切に見てくれましたが、
「リプレースハンドルはこんなもんですねぇ」との事。
アルミを使っている訳は軽量ではなく安く作れるから。
しかしその分だけ振動が伴ってしまう。
交換の目的はポジションだったりデザインだったり色だったりと人さまざまだが、その目的を優先する場合の多くは(鉄バーの製品は余り存在しない為)ある程度の振動はガマンしているとの事だった。
ライコを往復しただけで左手がジンジンしています。
とてもツーリングをする気分になれませんね。
だって信号待ちでミラーが震えてるんですよ。
スクーターじゃあるまいし、そんな可哀想なCBを初めて見ましたよ。
だからポジションの優位点を加味しても自分の結論では20点。赤点なんですわ。
折角取り付けたのだからしばらく使ってみますが、近いうちにたぶん元の鉄バーに戻すと思います。
雑誌なんかもさぁ、もっとこの辺をちゃんと記事にしろよ!
純正の方が勝る部位次第ではカスタムを我慢する人だって多いんだからさ。
まぁ、1回飲みに行ったと思えばいいのですが、それでも痛いなぁ・・・・。
純正バーの重量:945g+ウェイト165g*2=1275g
EFバーの重量:457g+ウェイト200g*2=857g
で、約0.4kgの軽量化の代償がこれじゃぁな〜・・・・・。
続けてライコの方曰く、
「グリップを(耐震タイプ:デイトナのプロ・グリップのような)もっと柔らかいものに交換すれば少しは軽減できます」
「またこのポジションが気に入った上で、どうしても振動を減らしたいならパイプの中にセメント詰めて重くするなんて方法もありますけどね」
それは冗談か?の問いに
「いえマジです」
との事なので、買ってしまった以上、本当に耐えられない状況であったら、やってみようと考えていますよ。
要は比重の重い詰め物をすればいい訳だよね?
あっ!鉛だ!
かつてスラストマスターのF4操縦桿(Pro)に鉛を敷き詰めて固定した事があったっけ!(<=判る人だけでいいっす!^o^;)
それはそれで面白そうだったりする・・・。
ってな訳で、詳細なインプレと苦言はもうちょっと走り回ってからにしましょう。
2006年3月19日
明日は榛名にでも出かけて来ようかな?なんて思っていたんだけど、どうしてもあのハンドルで出掛ける気になれない自分が居る。
んで、さっきビッグ・マガジン読んでたらこんな記事があった。
「自分とマシンがミスマッチを起こすと段々乗りたくなくなる。逆にその溝が浅ければ新たな発見がある」
そうなんだよなぁ・・・・今そのミスマッチによってツーリングに出かけたくない気持ちだもんなぁ・・・・。
ライコの人の言葉を思い返しているうちに挑戦しちゃおうか?って気になってきた。
早速計画に入る。
【乗りたくない要因】
ハンドルが振動して気持ち悪い。
【原因】
ハンドルが軽い事による共振。
【対策】
ハンドルの中空を無くして重くすれば良い。
【方法】
ハンドルに詰め物をする。
さて、何を詰めようか?
同じ詰めるにしても効果を上げるには比重の高い素材を選べばよい。
いろいろ調べてみる。
目ぼしい素材を比重順に並べてみた。
詰め物候補 | 比重(元素以外はおおよそ) | 硬化時間または融点 | 100g当たりの単価(円) |
エポキシ樹脂 | 1.7 | 10日 | 700 |
(セメントに砂を混ぜた)モルタル | 2.3 | 1日 | 40 |
(モルタルに砂利を混ぜた)コンクリート | 2.3 | 1日 | 50 |
アルミニウム | 2.70 | 660℃ | アルミ缶集めればロハ |
セメント | 3.1 | 1日 | 30 |
ハンダ | 7.4 | 190℃ | 500 |
鉄 | 7.87 | 1,535℃ | 鉄クズ集めればロハ |
鉛 | 11.36 | 330℃ | 80 |
水銀 | 13.55 | そのまま | 売ってくれないでしょ! |
金(ゴールド) | 19.32 | 1,064℃ | 215,000 |
プルトニウム | 19.70 | 639℃ | 売りもんじゃないでしょ! |
白金(プラチナ) | 21.45 | 1,769℃ | 315,000 |
・エポキシ樹脂とモルタルとコンクリートは比重が低すぎ断念。
・アルミと鉄は溶鉱炉が必要(!)なので断念。
・ハンダは対価が見合わず断念
・やっぱ水銀か!(どーやって封入するんや!っつーか、どこに売っとるんや!っつーか、飛び散ったら逮捕さ・れるぞ!)
・でも金だって溶鉱炉が・・・・じゃなくて、買えねっつーの!(やべ!遊び始めた・・・)
・プルトニウム(IAEAの許可下りるかなぁ?・・・・よりも死ぬって・・・)
・白金(う〜ん・・・1kgも買ったらSC54が3台買えますなぁ・・・・・完全に遊び始めた・・・)
気を取り直して・・・・残っているのはセメントと鉛か。
やっぱ比重がセメントの3倍ある鉛にしますかね!(単価も3倍だが)
工作の前に段取りの確認と準備をしておこう。
【用意するもの】
1:粘土
2:ガムテープ
3:万力
4:ステンレス鍋(捨てても良い程度の百均で売ってるやつでOK)
5:鉛1kg(釣具店にある投げ釣り用のオモリでOK)
6:直径14mmの竹(出来れば青竹)を裏の竹やぶからガメてくる
【段取り】
1:ハンドルの穴を粘土で詰めた上からガムテープで塞ぐ
2:ガメた竹を鉛を流し込む通路用に作る
3:ハンドルを万力で通常状態に立てる
4:鍋にオモリを入れて溶かす
5:ハンドルの下の部分が塞がるまで流し込む
6:固まったら左右とも穴の位置−1cmまで流し込む
7:様子を見ながら流し込む
これでダメだったらポジションを諦めるしかないな。
2006年3月20日
朝6時半。
犬の散歩に付き合うフリをして竹をガメに行く。
ノギスとノコギリを持って藪に入ろうとしたのだが、先客がいたようで丁度手ごろな青竹が切り捨てられていた。
早速その竹をノコギリでさらにカットして持ち帰る。
昨日考えたものを用意して並べる。
包丁は鉈(なた)代わりに使っているナマクラもの。
鍋は焦げ付かせた古いもの。融点が1700℃のステンレス(SUS304)を使おう。
オモリは釣り道具を仕舞ってあるダンボールを引っ掻き回して30個程集めた。
8号(30g)〜15号(56g)が30個程で合計1260g
150号(563g)が2個で1120g
の合計2380gあった。
これだけあれば余るだろう。
ハンドルはバーエンドがバーの大きさなのでスロットルワイヤーを外すことなくスポッと抜いてお終い。
これは便利だ!
早速竹を加工する。
青竹を選ぶ理由を念のために書いておくけど、鉛の融点が低いといっても330℃。
木材などはあっと言う間に燃え始める。
だからこれに耐えるにはナマの竹を使うしか無いのだ。
(竹だからといってもくれぐれも枯れ切ったものはやめよう!一瞬で燃えます)
この節は長さが20cmの外形が12mm〜15mmとピッタリだったので円の2/5程度を割る。
流しそうめんの小型版の出来上がり!
ジャストフィットの図。
流し込み分の長さを4cm程度にとると+1mm分が引っ掛かって支えになる。
これだけ奥まで突っ込めば竹がハンドルの穴の上を通過するので、初期の段階では、わざわざ穴を塞ぐ必要はない。
しかしどうせ後でやらなければならないので今やっておこう。
子供の学校教材の粘土を借りる。
穴に詰めて上からガムテープを巻けばOK。
台所に移動して流しにハンドルをセットする。
当然の事だが330℃の液体なので、万一の消火を迅速に行える場所である事。
万力で固定しないと、注入過程でひっくり返ったら・・・・恐ろしい・・・・。
竹が2個刺さっているのは、こぼれた時にハンドルに流れないように、余った竹を逆側に向けてみた。
よっしゃ〜!
これで準備OK!
次に鉛を溶かす工程に入ります。
くどいようだけど、こぼす事、ひっくり返す事が一番恐ろしい。
しかも竹のトイの注ぎガイドは内径で10mmないくらい。
こぼれ落ちた箇所から火の手が上がる覚悟が必要なので流しの中とはいえ、細心の注意を要します。
(ちなみに流しもステンレス=融点1700℃だからこぼれても溶ける事はない!)
だから少しでも注ぎやすいように、鍋の注ぎ口を窄(つぼ)めます。
ステンレスだから思い切り踏みつけてもこんな程度だけど。
鍋にオモリを入れる前にちょっと小細工を。
ハリガネで纏めて吊るします。
その理由は?・・・・あ・と・で!
ちなみに左右の変な形のオモリは、投げ釣りをする際に海底の砂を巻き上げてカレイに気づかせる自作オモリ。 叩いて・切って・曲げて・・・・苦心したんだけど、もう使わないな・・・・。
今、一番興味のあるバイクのパーツに生まれ変わってくれ!
さぁ、溶解開始!
鍋にオモリを置いて、そのまま火に掛けます。
当然強火。
空焚き状態なのでステンレスが苦しそうに黒くなりますが、使い捨ての鍋です、気にしません。
小さい鍋で強火なので柄の部分のフェノール樹脂がジリジリと焼けて臭気を発します。
でも使い捨ての鍋です、気にしません!
しかし換気は必ずする事!
5分程で溶解が始まります。
一度溶け始めるとジワ〜っと溶けます。
溶ける様はターミネターの液体金属のように、燻し銀の金属がジワ〜っと純銀色に液体化していきます。
見惚れます・・・・・。
なんて言っている場合ではなくて、熱さに耐えながらハリガネが下にならない様に支えます。
溶解中の図。
表面にはあらゆる不純物が浮きます。
この下には純度の高い鉛(といっても製造純度に則する)が液体化しています。
注入する際には、ちょうどマグマが流れる様に、下から純度の高い鉛が不純物を押しのけて出てきますので心配する必要はありません。
オモリの原型がほぼ無くなったら溶解完了です!
液状の鉛は水銀の様に集まりやすい(比重の重い元素ほどこうなる)ので、水の様にバシャバシャと散らばる事はありません。
落ち着いてゆっくりと狙いを定めます。
集まりやすいだけに、最初のひと流しを失敗するとその流れに付いていってしまいます。
慎重に慎重に。
注いでいる先端=流し込まれている先端が銀色に光っているのが判るでしょうか?
これが純度の高い鉛が不純物を押しのけて下から出てきているさまです。
この流し込む速度が速すぎると不純物も一緒に付いてきてしまいますので慎重に。
ところでビンに水を入れていくと一杯になるにつれて「コワ〜ッ」って音がするでしょ?
あれと同じ音がしたら、そろそろ一杯に溜まってきたと判断します。
竹の先端に鉛が届いた瞬間に竹が焼ける臭いがします。
そしたら注入を止めて竹をゆっくりと抜きます。
青竹であるが故の痕跡。
鍋を支えた箇所と鉛が通った箇所しか焦げていません。
さて、ハンドルの下の部分を塞いだので、ここで一度自然冷却。
ここからは片方づつ鉛を足していきます。
折角4000円も出して買ったバランスシャフトは真鍮パイプでしたが、真鍮の比重は8.4と鉛のそれより低いので不要です。
取っ払ってその長さぶんの鉛を詰める事にします。
先ずウェイトのゴムの部分を残した最短の長さを予測をします。
もうウェイトというより単なるエンドキャップですが・・・・。
そして余った竹にその長さぶんの印を付け、そこまで鉛を流し込みます。
今回は50mmもあればOkだったので設定値を55mmとしました。
少しづつ流し込んでは固めてから計ります。
ここで余計に注いでしまうと14mmのデカいドリルでかき出す事になりますので面倒くさいです。
だから慎重に少しづつです。
逆に少ないくらいで構いません。
まぁ、少し間違えたくらいならゴムを切りゃ〜いいだけなんですけどね。
設定した高さに達したら流し込みの作業は終了です。
結局、用意したオモリのうち150号2個は使いませんでした。
だから1260gを溶かした事になります。
最後に残った鉛はオモリ4個分ほど。
だから約1kg使った事になります。
余った鉛は急速冷却します。
これは不純物を多く含んでいるので処分します。
電池と同じ処理方法で廃棄しましょう。
鉛は釣具屋さんで簡単に買えますが、粉末を吸い込んだり、謝った摂取で血中に溶け出すと
鉛中毒を起こし、腎機能や循環機能に重大な影響を与える場合があります。
くれぐれも小さいお子さんの居る場所では取り扱わない様にね!
あっ!
鍋にオモリを入れる前に、何故、ハリガネで纏めて吊るしたか?
の答えを忘れていました。
その答えはこの写真の左上。
オモリの止め具であるスチールが鍋の中でデカい不純物となってしまい、一緒に流れ込むと詰まってしまうので、出来る限り事前に除去した訳です。
片方づつ流し込む際に、粘土を排出する為に穴の部分のガムテープを外しておきます。
するとプッ!っと鉛が飛び出して、そのまま固まります。
釣りをする人は知っていると思いますが、実は鉛は爪で削れる程柔らかいんです。
ですから、これだけ飛び出していても、金切りバサミやナイフなどで切ってから、
穴をマイナスドライバーで掘ればOKです。
但し、先ほどの注意のように、キリコは必ず適正に処理しましょう!
これでバーの工作は完成です!
さて、どのくらいの重さになったでしょうか?
写真ではよく見えませんが、バーだけで1520gになりました。
純正のスチールが945gでしたから、およそ580gの重量化になった訳です。
またアルミハンドルは457gでしたから、流し込んだ鉛の正確な量は1063gでした。
これでもか!・・・・です。
さて最後にバーエンドです。
元のシャフトは真鍮を通す目的で165mmの長さがありました。
これをゴムの長さにあわせるには、
1:M5(ピッチ0.8)のダイスを切る。
2:50mmのM5のプラスボルトを使う。
3:50mmのM5の六角ボルトを探す。
ですが、純正のプラスネジがイヤで苦痛だったので、絶対六角ボルトです!
大型DAYショップまで車で30分。
ありました!六角のM5が!
ステンレスが40円/本!
スチールも10円で売っていましたが、ここは重量より錆を考えてステンレスにします。
ここまでの工作時間は約3時間。
買い物に1時間。
ハンドルの取り付けに10分。
【インプレッション2!】
結論から言うと85点!
振動は極端に少なくなりました。
えっ?って思う振動は殆どありません。
ミラーも振れる事は無くなりました。
それらの意味では、たぶん100点なのかもしれません。
ただメインの材質がアルミである事、つまりハンドルを形成している殆どの部分がアルミである事が嫌になってしまっている自分が居ます。
だからスチールの時には気づきもしなかった振動を意識的に感じ取る様になってしまっているのかもしれません。
それと鉛は比重が高くても硬度が低いのでアルミの「しなり」に追従してしまい、それが振動を完全にシャットアウト出来ずにいる可能性があります。
でも、もしかしたら全体的に細かく震える振動は前からあったのかもね。
これはスチールに戻してみればすぐに判る事だから、このハンドルに慣れた頃にまた交換してみましょう!
ポジションを追う為にとんだ工作騒ぎになってしまいましたが、取りあえずは十分な満足に達しています!
ちなみに工作に掛かった費用。
ステンレスボルト40円*2=80円のみ!
(と、光熱費か・・・)
おしまい。(か?)
【んな、わきゃぁ〜ない!】
晴海GRMに参加して来ました。
練習中は全く気にならなかったけど、くたくたに疲れた帰り。
バランスでクラッチを握りっぱなしだった(特に千鳥なんか・・・)ので、左手の感覚が薄れてきている。 また最近の練習不足によるニーグリップの甘さが腕に負担を掛けていて、上がらなくなっている。
そんな帰り道に信号待ちのハンドルの細かな振動が無性に腹が立って仕方が無い・・・・・。
よく見るとミラーもわずかに震えている事が判った。
帰り道の数十キロ、観察しながら走っていると、鉛を流し込んだ中心から2/3程度は振動が無いように見える。
つまりは先端が震えているのだ。
エンドキャップの関係で先端まで鉛を流し込んでない。
「こんな処まで処理しないとダメなのか!アルミってヤツは!」
思わず叫ぶ。
さすがにその日はグロッキー状態で翌日。
ノーマル・ハンドルウェイトのネジの六角バージョンを探しに再び大型DAYショップへ。
色が黒のM6の40mmスチールを買った。(15円/本)
しかしウェイトがデカくて40mmではギリギリ3山が掛かる程度。
しまった!50mmにするべきだった。
しかもここはサビを考えてやっぱりステンレスにすべきだな。(先端だけ銀色になっちゃうけど)
次回付け直そう。
同時に来週の山梨サーキット用にミラーの目くら蓋(今はこう言っちゃいけないのかな?全くややこしい世の中だぜ)を買おうとおもったら無い。
どこを探してもM10のボルトはピッチが1.5mmしかなくて(つまりは一般建築資材用のボルトしかなくて)数件回った挙句にカーショップに行っても無かった。
もしかしてピッチ1.25mmのボルトってバイク業界専用なの?
なんか不安になってバイク屋さんへ。
聞いてみると、どうも的中らしい・・・・。
ボルト箱からゴソゴソと出してくれたM10/1.25・・・・・なんか・・・貴重品みたいよ・・・。
なんだかんだで走り回った勢いでハンドルもノーマルに戻しちまったぜぃ!(取り付けただけ)
インプレションは来週。
【純正ハンドル】
その来週になりました。
気にしながら観察するとやっぱ振動ってあるのね・・・・。
純正に戻しても同じ3300rpmで振動がありましたわ。
尤も、その振れ幅は1/10ってとこで、全く気にならない程度ですが。
ミラーも信号待ちでズーッと観察しているとピクピクッと震えているんですねぇ・・・。
こっちもアルミハンドルの1/10ってとこで注意しないと気が付かない程度ですが。
やっぱ、いいわぁ〜純正って。
ホッとしますな。
でも、もう知ってしまったので元の世界へは帰れません。
しつこくライコに付きまといます・・・・。
経緯を報告すると、後はホイールのバランスチェックだとか、後付の鉄ッチンハンドルを試すぐらいしか無いとか。
さすがに呆れた顔で「それはそのバイクの味って事でどうですか?」
とか言われると、う〜ん・・・・そう思うようにするかぁ・・・・とも思ってしまう。
それに純正の鉄パイプもアルミと同じように体重掛けて押すと”たわむ”んだわ。
知らなかったよ。
だからこれ以上は鉄パイプじゃなくて鉄棒を使って自作するしかなさそうだしななぁ・・・。
長さが短い程振れ幅が小さくなるのだから、その意味ではセパハンなんかきっと有効なんだろうけど、それはそれで外見がなぁ・・・・。
ま、いっか!
やっぱ純正最高!って事で。
また気が向いたら試してみたい事も出て来るかもしれませんが、取りあえずはこれで完結としましょう。
2006年10月
5月にクラッシュしてから7月まで再生して再始動する際にバイク屋さんから「ハンドルはもうだめだよ」と言われていたので折角純正に替えたにも関わらず、またこの改造EZFITBARを付けていた。
あれから3ヶ月、チョコチョコとしか乗ってないけど、そのチョコチョコでさえ、イラ立つようになっていた。
停車時のミラーの振るえがどうしても気に入らない!
久しぶりにヤフオクに行って見ると、ちょうど出ていたので落札。2300円也。
で、クラッシュでどれだけ曲がっていたのか?がこれ(↓)
なるほど、こりゃダメだ!
翌週に取り付け&試走。
純正品スゲェ!の一言ですわ。
個別部品間での相性もあるのと思うのだが、今回仕入れた純正ミラー(両方で1万円!)と純正ハンドルの相性はピッタリのようです。
信号待ちでミラーが全く振れない。
ピタッと固定されている。
う〜ん!気持ちいい!
やっぱコレだな。
これでもうハンドルに迷いは無くなりました。
そうそう!
例のバーエンド重りのネジはやっぱりステンレスの6角ボルトに替えました。2個で30円也。
完.
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